絶対的エースがチームに戻ってきた。
チームに合流する直前、インド入国時の検査で新型コロナウイルス陽性と判定され、隔離されていた岩渕は、現地24日朝に行われた検査で陰性を確認。25日からなでしこジャパンに合流している。
改めてコロナの陽性判定が出た時の状況を振り返った岩渕は、「自分自身、この大会に向けてやれることはやってきたつもりだったので、信じられない気持ちでした」と判定結果が出た時の思いを告白。陽性判定を受けてから1週間の間、部屋での隔離を求められた中で不安な思いを抱えつつ、「長い時は1時間弱バイクをこいで心拍数をあげたり、リフティングやドリブルで往復したり、狭い部屋の中でやれるものはやっていた」とコンディション調整に努めていたことを口にした。
隔離期間はメンタル的にも難しい時間だったようだが、「いろいろな人に迷惑をかけたし、いろいろな人に助けてもらった。チームメイトの存在は大きい。手紙のやり取りだったり、陽性判定が出たときにはLINEのやりとりもした。元気をもらえましたし、みんなに助けてもらいながら生活していました」と感謝の思いを述べた。
今後はトレーニングの中でコンディションを戻しつつ、出場に向けて準備を進めることになる。初戦、2戦目を見て攻撃面に課題を感じていることを明かす中で、次戦・韓国戦への意気込みを語った。
「初戦、2試合目とは全く別の試合になると思います。これまでのように引いては来ないと思う。どうなるかはわからないけど、自分自身求められているのは結果、ゴールの部分だと思う。積極的に仕掛けて違いを見せられるように頑張りたいと思います」
「チームの勝利に貢献したい思いが強い」と気持ちを高める岩渕は、ピッチでどんな違いを見せるのか。韓国戦は27日17時にキックオフだ。
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