【移籍情報】セレッソ大阪FW柿谷曜一朗が名古屋グランパスに完全移籍！ ｜ Jリーグ

セレッソ大阪は24日、FW柿谷曜一朗が名古屋グランパスに完全移籍することを発表した。

柿谷はC大阪のスクールから各カテゴリを経て、高校在学中の2006年にクラブ史上最年少の16歳でトップチームとプロ契約。さらに、同年9月にU-17日本代表として参加したAFC・U-17アジア選手権で優勝に貢献してMVPに輝き、若くして注目を集める。

キャリア当初、2009年から2011年にかけて徳島ヴォルティスに期限付き移籍した柿谷は、副キャプテンも務めるなど多くの経験を積んで成長。すると、2012年のC大阪復帰後、2013年にはJ1リーグ34試合に出場して21ゴールを記録するなど、中心選手としての立場をつかむ。

その後は2014年夏にスイスのバーゼルに完全移籍して初の海外挑戦をするが、C大阪がJ2で戦っていた2016年に復帰。以降はC大阪でのプレーを続けており、2020シーズンは明治安田生命J1リーグ24試合に出場して1ゴールを記録していた。

C大阪を離れることとなった柿谷は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「約25年間、セレッソ大阪に携わりプロサッカー選手としてもいろいろな経験をさせて頂きました。自分にとって家族のようなチームを離れるというのは寂しさもありますが長い間セレッソのためにとやってきたことに後悔も悔いもありません。時にはサポーターのみなさんに不快な思いをさせたり、迷惑をかけたこともありました。本当にすみませんでした。それでも変わらず応援してくれた方々には本当に感謝しています。この大変な年に様々な方向からサポートしてくれたスポンサーの方々。本当にありがとうございます」

「2016年、昇格に向けた最後のプレーオフ。『絶対昇格するんだ』と選手、スタッフ、サポーターがあれほど1つになった試合は生涯忘れません。僕のセレッソ人生一番思い出に残っている試合です。そこから尹さんと共にカップ戦を制し、ロティーナ監督と安定した戦いができるチームに成長していく仲間達と過ごした時間は素晴らしい財産になりました。そしてなにより背番号8をつけて戦う嬉しさ、楽しさ、辛さ。すべてがかけがえのないものになりました。チームを離れますが、サッカー選手 柿谷曜一朗を応援してもらえると嬉しいです。長い間、本当にお世話になりました」

また、名古屋グランパスの公式サイトを通じては「名古屋グランパスの一員として戦えることを大変嬉しく思っています。グランパスファミリーのみなさんに認められるためにも最大限努力していきたいと思っています。 そして、なにより名古屋グランパスを愛する子供達の憧れになれるように頑張ります！よろしくお願いします」と意気込みを伝えている。

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