8日、各地でJ1、J2、WEリーグが開催された。
3試合が開催されたJ1では、ガンバ大阪とヴィッセル神戸が関西ダービーで激闘を繰り広げた。序盤こそ拮抗した展開で推移したが、前半31分にVAR判定の末、神戸のDF菊池流帆が決定的な得点機会阻止で一発退場。相手が一人少なくなったことでG大阪が攻勢をかける時間を増やしていく。
後半に入りMFアンドレス・イニエスタを途中投入したことで神戸が盛り返す時間もあったが、試合を先に動かしたのはG大阪。81分、セットプレーの流れからDFクォン・ギョンウォンがヘディングで押し込み、大きな先制点を奪うことに成功した。これで勢いに乗ると、G大阪は後半アディショナルタイムにもFWウェリトン・シウバのゴールで追加点を奪い勝負あり。2-0でG大阪が関西ダービーを制した。一方、神戸は未勝利が11試合に伸びてしまっている。
そのほか、FC東京とサガン鳥栖の試合はMF堀米勇輝の直接FK弾で鳥栖が1-0の勝利。柏レイソルと浦和レッズの試合は最後まで互いにゴールを奪えずスコアレスドローとなっている。
J2は10試合が開催。ブラウブリッツ秋田に敗れて連敗を喫した横浜FCを尻目に、首位に躍り出たのはアルビレックス新潟だ。
東京ヴェルディとの上位対決は激闘となった。27分にMF高木善朗の古巣弾で先制に成功し、30分にはMF松田詠太郎のゴールで追加点。35分には左サイドからのクロスをDF舞行龍ジェームズが決め、前半で3点のリードを奪った。しかし、ここから反撃を受ける。後半に入ると東京VのMF新井瑞希、MFバスケス・バイロンの二人が躍動。65分までに3点差を追いついて見せた。
それでも、勝利を手にしたのは新潟だった。88分、縦パスを受けたMF矢村健が前を向くと、思い切りよく左足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さり、ゴラッソで勝ち越し点を奪った。このまま試合は終了。打ち合いを制した新潟は、得失点差で上回り首位に浮上した。
その他の試合では、ベガルタ仙台がV・ファーレン長崎に勝利して2位。最下位のFC琉球はロアッソ熊本に2-0で勝利し、今季2勝目を挙げている。
WEリーグ第20節の3試合では、優勝のかかっているINAC神戸レオネッサがノジマステラ神奈川相模原と対戦。引き分け以上でINAC神戸の優勝が決まる中、開始早々のFW田中美南のゴールを皮切りに3得点を奪取したINAC神戸が、初代WEリーグの優勝を手にした。
■ 5月8日開催 結果
・J1第12節
G大阪 2-0 神戸
FC東京 0-1 鳥栖
柏 0-0 浦和
・J2第15節
秋田 1-0 横浜FC
大宮 中止 岩手
熊本 0-2 琉球
山形 1-1 大分
水戸 0-0 町田
群馬 0-0 徳島
新潟 4-3 東京V
金沢 1-0 山口
長崎 0-2 仙台
千葉 1-0 岡山
栃木 0-0 甲府
・WEリーグ第20節
N相模原 0-3 I神戸
S広島R 4-0 EL埼玉
新潟L 0-0 東京NB
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