マンチェスター・ユナイテッドは1日、プレミアリーグ第28節でエヴァートンと対戦し、1-1のドロー決着となった。この試合ではマンチェスター・Uのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアがミスで失点に関与。昨季から失点に絡むミスが相次いでいることから、SNS上では「もはやマンチェスターの中ですら最高のゴールキーパーではない」、「彼に引導を渡して、（シェフィールド・ユナイテッドに期限付き移籍中のGKディーン）ヘンダーソンを呼び戻すべきだ」など非難の声が殺到している。
再び痛恨のミスをしてしまった。1日のプレミアリーグ第28節エヴァートン戦。マンチェスター・Uのデ・ヘアは、開始3分にバックパスを受けて前線にフィードを試みようとすると、プレッシャーをかけてきたFWドミニック・カルヴァート＝ルーウィンにボールをぶつけてしまう。それがそのままゴールに吸い込まれて相手に先制点を献上してしまった。結果、チームは同点に追いついたものの勝ち越すことはできず。デ・ヘアのミスが響き、ドロー決着となった。
一時期は世界最高のGKの1人とも称されたデ・ヘアだが、データサイト『Opta』によると直近の2シーズンにおいてミスからの失点はこれが7ゴール目。この数字を見るだけでも、いかに大きなミスを何度もしていることがわかるだろう。
守護神のミスを受けてジャーナリストのピアーズ・モーガン氏は自身の公式『Twitter』で失点シーンの写真を載せながら「“世界最高のゴールキーパー”の称号を失うまで、デ・ヘアは何度ひどいミスをする必要があるんだ？もはやマンチェスターの中ですら最高のゴールキーパーではない」と非難。一部のマンチェスター・Uサポーターからは、かつてUEFAチャンピオンズリーグ決勝で痛恨のミスを犯した元リヴァプールのGKロリス・カリウスと比較するような投稿や、「負け試合の後、オーレ（グンナー・スールシャール）ばかり非難されるけど、またしてもデ・ヘアだ。彼に引導を渡して、ヘンダーソンを呼び戻すべきだ」と期限付き移籍中のGKを望む声が散見するなど、厳しい声が相次いでいる。
周りの信頼を失っているデ・ヘアは、本来のパフォーマンスを取り戻すことで状況を変えることができるのだろうか。
デ・ヘアの痛恨のミスでマンチェスター・Uが勝利を逃したプレミアリーグ第28節エヴァートン戦の模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴が可能だ。
なお、マンチェスター・Uは現地時間5日、FAカップ5回戦でダービーと対戦する。この試合は日本時間6日4時45分からDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定となっている。
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