元スペイン代表GKイケル・カシージャスが、現役引退を正式に発表した。自身SNSを通じて現地時間4日に伝えている。
2015年夏にレアル・マドリードからポルトに完全移籍し、初めて下部組織から過ごしたクラブを出ても守護神として活躍。しかし、2019年4月にトレーニング中に心臓発作を起こし、困難な時を過ごしていた。
そして、カシージャスは自身のSNS上で引退を表明し、以下のように感謝を伝えている。
「最も重要なことは、辿り着く場所ではなく、歩んできた道であり、一緒に歩んできた人たちだ。ためらうことなく、このキャリアは正しい道であり、夢見た目的地だったと言えると思う」
また、長らく守護神としてゴールを守ったレジェンドに対して、レアル・マドリードはクラブ公式サイトを通じて「レアル・マドリードは、我々のクラブ、世界のフットボール界の最高のレジェンドの1人に対して、称賛、敬意、そして愛を示したい。イケル・カシージャスはレアル・マドリードの心であり、永遠にそうあり続ける」と経緯を示した。
カシージャスは9歳でレアル・マドリードの下部組織に入団し、1999-2000シーズンにデビュー。その後、在籍16シーズンの間に公式戦700試合以上に出場したクラブ史上3人目の選手となる。また、UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）3度、ラ・リーガ5度を含む多くのタイトルを獲得。さらにスペイン代表としても絶対的な守護神に君臨し、2008年EURO、2010年ワールドカップ、2012年EUROの主要大会3連覇に大きく貢献した。
移籍市場 関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。