リヴァプールからベシクタシュに期限付き移籍しているドイツ人GKロリス・カリウスが現地時間4日、自身のインスタグラムを通じてトルコクラブとの契約を解消したことを発表した。
カリウスは2018年夏に、2年間の期限付きでベシクタシュにレンタルで加入。2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝でミスを犯し、失意の中で新天地に移ることとなった。
しかし、ベシクタシュではサラリー未払いの問題が報道。4月には国際サッカー連盟(FIFA)がカリウスの訴えを受けて調査を開始することを発表していた。
カリウスは、インスタグラム上で以下のように契約解消について伝えた。
「今日、僕はベシクタシュとの契約を解消した。このような形で終わりを迎えることは残念だけど、僕が何の問題もなくこの状況を解決しようとしたことをみんなに知ってほしい。何度も首脳陣に訴え続けながら何カ月間も我慢してきた。昨年にも同じことが起きていた。残念なことに彼らはこの状況を解決しようとはしなかったし、減給を申し出た僕の提案を拒否した」
「このクラブでフットボールを楽しめたことは僕にとって重要だ。いつも最高のサポートをチームに届ける情熱的なファンがいて彼らも誇らしいだろう。君たちは良い時も悪い時もいつだって僕を支えてくれた。僕はこれからも君たちのことを思い出すよ。すべてのチームメイト、コーチングスタッフ、クラブで働くみんなにありがとうと言いたい。初日から君たちみんなは両手を広げて僕を温かく迎えてくれた」
なお、カリウスは一度は保有元のリヴァプールに帰還。しかし、来シーズンに向けての去就は不透明になると見られている。
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