ブラジルの名門クラブであるビトーリアでプロキャリアをスタートさせたDFダンクレーは、ボダフォゴ、ジェインビレと渡り歩き、2015シーズンからは国外移籍を決断。ポルトガルのエストリルでプレーし、1度はフランスのランスに移籍後、再びポルトガルに戻って今度はセトゥーバルでプレーした。
そして2019シーズンにヴィッセル神戸に加入すると、湘南ベルマーレとの開幕戦でJリーグデビュー。第2節ジュビロ磐田戦で退場するなど、序盤戦は適応に苦しむ様子も見られたが、試合を重ねるごとに安定感を発揮した。加入初年度からチームが監督交代を繰り返し、リージョ監督、吉田孝行監督、トルステン・フィンク監督と1シーズンに3人の監督の下でプレー。どの監督の下でもポジションをしっかりとつかみ、シーズンを通してピッチに立ち続け、最後は天皇杯優勝にも大きく貢献した。
完成度にさらなる磨きをかけ、守備の安定を図りたかった2020シーズンは、DFトーマス・フェルマーレン、DF大﨑玲央らと共に最終ラインを形成。だが、指揮官交代後は徐々に出場機会を減らし、20試合の出場に留まった。そして、シーズンオフには契約満了となり、チームを離れることが決まっている。
プレースタイル
1対1の状況や対人守備に無類の強さを誇るパワー系のCB。あっさりと突破を許すような軽率なプレーは見たことがなく、どんな場面でもしっかりつぶし切る。
空中戦に強く、スピードやクイックネスの速さにも定評がある。最終ラインから突き刺すような縦パスを供給することができ、攻撃の起点としても十分に機能。シュートセンスも兼ね備えている。
動画:プレー集
プロフィール・経歴
ダンクレー/DANKLER
1992年1月24日生まれ 187cm・80kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2011 | ビトーリア | ー |
2012 | ビトーリア | 5試合・0得点 |
2013 | ビトーリア | 0試合・0得点 |
2013 | ボタフォゴ | 3試合・1得点 |
2014 | ボタフォゴ | 18試合・0得点 |
2015 | ボタフォゴ | 0試合・0得点 |
2015 | ジョインビレ | 9試合・0得点 |
2015-16 | エストリル | 0試合・0得点 |
2016-17 | エストリル | 28試合・1得点 |
2017-18 | ランス | 11試合・0得点 |
2017-18 | エストリル | 15試合・0得点 |
2018-19 | セトゥーバル | 17試合・0得点 |
2019 | ヴィッセル神戸 | 30試合・0得点 |
2020 | ヴィッセル神戸 | 20試合・3得点 |
※成績は国内リーグ(2020年12月26日現在)
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。