J1の浦和は18日、MF宇賀神友弥が契約満了により今季限りで退団することを発表した。
宇賀神はチームの公式メディアを通じ、次のようなメッセージを発している。
「2021シーズンをもちまして契約満了となり、浦和レッズを離れることになりました。12歳の時、初めて浦和レッズのユニフォームに袖を通した日の興奮を今でも覚えています」
「高校を卒業しプロになれなかった自分がもう一度浦和に帰ってきた日、初めて埼玉スタジアムのピッチに立った日を今でも覚えています。なぜあの時の感情がこんなにも心に残っているのか。それはすべて浦和レッズという素晴らしいクラブ、ファン・サポーターのみなさんのおかげだと思います」
「どんな時も全力で支えてくれたサポーター。あの満員の埼玉スタジアムで響き渡る“We are REDS!”が何度自分たちを奮い立たせてくれたことか。本当に感謝しています」
「浦和レッズを離れなければいけないということはとても寂しいですが、みなさんとは心と心で一生繋がり続けていると信じています。浦和レッズで引退するという夢は叶いませんでしたが、みなさんと共に掴んだルヴァンカップ、天皇杯、ACLの3つの栄光は私の人生の宝物です。掴むことのできなかったリーグ優勝、そして3度目のアジア制覇はみんなに託しました。任せたぞ!!ありがとう。そしてさようなら。また会いましょう。浦和レッズを、浦和の街を、愛しています」
1988年生まれ、現在33歳の宇賀神は浦和の下部組織育ちで、流通経済大を経て2010年に浦和のトップチームへと加わり、それ以来浦和一筋で12年プレーしていた。
なお、浦和は今季限りで阿部勇樹が現役引退。槙野智章も先日契約満了による退団が発表されており、古株の退団が相次いでいる。
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