東京ヴェルディ 対 アルビレックス新潟 見どころ
前回対戦は7-0で新潟が大勝した。それから約6ヶ月が経ち、両者が再び相対する。リベンジか、それとも再び返り討ちか。注目の一戦となる。
東京Vは9月に入って大きな決断をした。なかなか成績が振るわないこともあり、チームを率いていた永井秀樹監督が辞任。堀孝史コーチが暫定監督として指揮を取ることになった。そういった状況下の中で苦しい戦いが続いていたが、前節は松本山雅FCに2-0で勝利。9試合ぶりの勝利を手にするとともに、指揮官交代後初勝利を飾ることになった。
迎える今節は、3月に大量失点で敗れた新潟に対してのリベンジの舞台となる。前回は立ち上がりから失点を重ねてリズムを見失ってしまっただけに、今回はしっかりと入りから集中していきたいところだ。チームとしては5月以降、無得点の試合がなく、攻撃陣ではFW小池純輝やFW端戸仁が好調を維持。得点力はあるため、やはり守備面でどう抑えるかがポイントとなるだろう。前節、攻撃面でも活躍したDFンドカ・ボニフェイスに注目だ。
一方、新潟はシーズン序盤こそ首位争いを繰り広げていたが、5月以降、徐々に調子を落として勝点を失う試合が増えてしまった。その影響もあってジュビロ磐田や京都サンガF.C.に置いていかれている状況となっているだけに、ここからもう一度、浮上していくためのきっかけを作りたいところ。ここ3試合も勝利がないため、今節は大きな意味を持つ試合となる。
ここ数試合のデータを見ると、新潟としては失点が多い時には得点が取れているものの、失点が少ない時に得点がなかなか生まれていない状況となっている。攻守のバランスを考え、チーム一人ひとりの方向性をしっかりと合わせていくことが勝利に近づくためにも重要となる。前回対戦では古巣を相手にMF高木善朗がハットトリックを達成。今節もその時の再現を狙いたい。
大きな注目を集める日曜決戦。勝利を手にするのはどちらになるだろうか。
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