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劇的ドラマの立役者は槙野智章。後半アディショナルタイムの決勝弾で浦和が大分を破って天皇杯制覇|Jリーグ

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劇的ドラマの立役者は槙野智章。後半アディショナルタイムの決勝弾で浦和が大分を破って天皇杯制覇|JリーグDAZN
【国内サッカー ニュース】12月19日、新国立競技場で天皇杯決勝が開催され、浦和レッズと大分トリニータが熱い激闘を繰り広げた。
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決勝まで勝ち進んできた両者の試合は、最後までどちらが勝つかわからない激闘となった。

5万7000人以上が集まったスタジアム。緊張感の高まる中、試合は立ち上がりに動く。前半6分、右サイドでMF小泉佳穂とMF関根貴大が打開を狙い、強引に掻い潜りながら深い位置へと侵入していく。そして、相手のマークを引き付けた関根がマイナスのボールを供給すると、最後はフリーで待ったFW江坂任がシュート。これがゴールに決まり、浦和が先制に成功した。

リードを奪われた大分は、後方からリズムよくボールを動かして敵陣へと侵入。なかなかシュートに至ることはできないが、相手のスペースを巧みについていく。一方、浦和は大分の攻撃をしっかり抑えながら反撃の機会を伺った。

後半に入り、大分はギアをアップ。リズム感にスピードを加えて相手を揺さぶり、クロスからチャンスを作り出していく。ただ、次のビッグチャンスは浦和だ。71分、スルーパスに抜け出した江坂が一度はGKを交わしてシュート。しかし、これは必死に戻ったGK高木駿がわずかに触りゴールとはならなかった。

このまま試合は終わるのか、そう思われた90分だった。FKの流れから左サイドでボールを繋いだ大分は、ここまで獅子奮迅の動きを見せていたMF下田北斗が右足でクロス。これをペレイラがヘディングで押し込み、同点に追いつくことに成功する。

だが、ドラマはこの後に待っていた。後半アディショナルタイム、ゴール前でMF柴戸海がシュートを放つと、これに反応してヘディングで軌道を変えたのは今季限りで退団が決まっているDF槙野智章。追いつかれた3分後のゴールで勝ち越した浦和は、劇的な形で天皇杯の優勝を手繰り寄せた。

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