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明治安田J2リーグ

「人間は思い込みが怖い」。新潟対岡山の一戦でオフサイドが見逃された理由について徹底議論 | Jリーグジャッジリプレイ

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「人間は思い込みが怖い」。新潟対岡山の一戦でオフサイドが見逃された理由について徹底議論 | JリーグジャッジリプレイDAZN
【国内サッカー・ニュース】明治安田生命J2リーグ第18節アルビレックス新潟対ファジアーノ岡山の68分の場面をピックアップした『Jリーグジャッジリプレイ#15』では、なぜFW上門知樹のオフサイドが見逃されたのかを検証。Jリーグ副理事長の原博実氏、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏、審判員ゲストの廣嶋禎数氏が独自の見解を述べた。
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今回、徹底的な議論が行われたのはJ2第18節新潟対岡山の68分の場面だ。

岡山の攻撃シーン。MF宮崎幾笑がMF喜山康平からのリターンを受けると、ワンタッチでつないで上門へ。そのまま抜け出した上門がゴール左へとシュートを沈め、チームを勝利に導く得点を奪った。ただ、この得点場面に新潟の選手が抗議。リプレイで見ると上門は明らかにオフサイドポジションにいたものの、判定は変わらずゴールのままとなった。

始めに率直な意見を求められたJFA審判S級インストラクターを務める廣嶋氏は「これは100%オフサイドです」と主張。続けて「このシーンで言うと、10番の選手(宮崎幾)が触った時点でオフサイドポジションかどうかは難しくない事象だと思います。一般の方から見たら、副審が明らかな大きなミスをしたと考えておられると思います」と語った上で、見逃すことになってしまった理由について見解を述べた。

「こういうシーンでどういうことが原因でミスをしてしまうかを自分自身、振り返りをしたのですが、(喜山が)スルーパスを出すような形で10番の選手にパスを送りましたけど、ただこの時に14番の選手の飛び出しに対するスルーパスという風に副審は考えた可能性が高いと思います。このスルーパスの時点でオフサイドがないという頭でプレーをずっと追ってしまった。その結果、14番がオフサイドポジションに入ったことが頭のスイッチに入らないままでプレーを追ってしまった。それがミスの原因の一つに考えられると思います」

また、もう一つの理由として上門の飛び出しの後のプレーに対して遅れないために「前に向いてフルダッシュの準備をしてしまう。そうするとフィールドのプレーを全く見ない状況ができてしまう。それがこういう明らかなミスを引き起こす原因としてあると思います」と語っている。

いろいろな流れによってこういうことが起こってしまうという説明を聞いた原氏は、その上で「一回(宮崎幾に)当たっているのは主審もわからなかったのか」と疑問を呈した。これに対して廣嶋氏は「わかったと思う」と答え、そこでのやり取りを予想した。

「10番が触ったところでディフェンスが触ったのか、オフェンスが触ったのかがわからなくて上げれなかったと認識していたら、主審を呼んでワンタッチかわからなかったと話していたと思う。ただ、そこも前を向いてフルダッシュの準備をしていたためにしっかり確認できていなかった可能性があると思います」

廣嶋氏はかつて自身が今回の事象に近いミスジャッジをしたことを告白。その経験に基づいて「人間は思い込みが怖い」とジャッジの難しさを口にしていた。

J2には現在、VARが導入されていない。世界を見ても導入されている2部リーグはスペインやドイツなどに限定されているが、今後の対応がどうなるかも注目される。

Jリーグジャッジリプレイ

  • 配信:DAZN 
  • 配信日:毎週火曜日
  • MC:桑原学

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