北海道小樽市出身の菅大輝は、下部組織時代から北海道コンサドーレ札幌でプレーする生粋のコンサドーレ育ち。プロ入り前のユース時代から将来を期待され、2016年にはアカデミーに所属しながら2種登録選手としてトップチームに登録されるほどだった。
登録された2日後にはJ2第6節FC町田ゼルビア戦でJリーグ初出場を記録。第7節のファジアーノ岡山戦では17歳6カ月30日で先発出場し、クラブ最年少記録を更新している。
トップチームに正式に入団してからは左ウイングバックのポジションで出場機会を得ると、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督就任後はレギュラーポジションを奪取。19年のJリーグYBCルヴァンカップ決勝では強烈なミドルシュートを決めるなど、日に日に評価を高めている。
東京五輪世代となる菅は、これまでも世代別代表にコンスタントに招集されており、18年のトゥーロン国際大会や20年のAFCU-23選手権でもプレー。また、19年のE-1選手権ではA代表デビューを飾るなど、着実にキャリアを積み重ねてきている。すでにＪ1でも100試合以上プレーしており、クラブでも確固たる地位を築く。プロ5年目の今季はチームを勝たせるプレーが求められる。
プレースタイル
身長171cmと小柄ながらパワフルなドリブルが特徴。重心の低いドリブルから一瞬のスピードで相手を翻弄し、積極的な仕掛けから高精度のクロスを前線に供給する。また、パンチ力のあるミドルシュートも持っており、19年のルヴァンカップ決勝ではインパクトを残すゴールを奪った。
疲れを知らないスタミナが自慢で上下動を繰り返すことができるのも菅の良さ。今季もサイドを切り裂くことで多くのチャンスメイクを狙っていく。
動画：プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
菅大輝／Daiki SUGA
1998年9月10日生まれ171㎝・69kg 利き足：左
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2016 | 北海道コンサドーレ札幌（2種） | 5試合・0得点 |
| 2017 | 北海道コンサドーレ札幌 | 23試合・1得点 |
| 2018 | 北海道コンサドーレ札幌 | 33試合・1得点 |
| 2019 | 北海道コンサドーレ札幌 | 31試合・0得点 |
| 2020 | 北海道コンサドーレ札幌 | 29試合・2得点 |
| 2021 | 北海道コンサドーレ札幌 | 36試合・1得点 |
※成績は国内リーグ（2021年12月8日現在）
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