今回の『Jリーグプレビューショー#10』では、サンフレッチェ広島と鹿島アントラーズのスコア予想を展開し、広島側のキーマンにMF森島司が挙げられた。
開幕から5戦勝ちなしと苦しいスタートを切っていた広島。しかし4月に入ると初戦の第6節・湘南ベルマーレ戦で初白星を飾り、3勝2分と無敗。前節・柏レイソル戦では6試合ぶりの黒星を喫しているが、尻上がりに調子を上げてきている。
特に4月の好調を支えていたのがリーグ戦で全試合に先発している森島だ。第7節の横浜F・マリノス戦で2得点の活躍でチームにシーズン初の連勝をもたらすと、4月の公式戦では5得点と絶好調。リーグ戦では現在チームトップの4得点を挙げ、背番号10に相応しい活躍を見せている。
そして番組内では、その活躍を証明するデータも紹介された。チームトップの数字は、得点数だけに留まらず、”ラストパス”や”スルーパスの本数”でチームトップ、”敵陣ペナルティエリア内でのパスを受けた回数”もチーム2位。広島の攻撃を司るキーマンということがこれらのデータを見ても明らかだ。
さらに昨シーズンよりも「得点への意識が高くなっている」と語る佐藤寿人氏が第3節・北海道コンサドーレ札幌戦のシーズン初得点の場面を映像を使いながら解説。中央へドリブルを仕掛けるキッカケになった『DFの重心を見て逆をつくトラップ』とファーサイドを狙うと見せかけて『GKの逆をつくニアサイドへのシュート』という2つのポイントを挙げ、「昨シーズンよりもクオリティーが間違いなく上がっている」と絶賛する。
さらにはクオリティーの向上はゴールだけに留まらず、チャンスメークの方にも現れていることにも触れ、第10節・清水エスパルス戦81分のシーンをピックアップ。MF藤井智也へ出した芸術的なスルーパスを「普通にスペースに放り込めばいいシーンですけど、微妙にアウトサイドの回転をかけてサイドの選手がワンタッチでクロスを上げやすいようにしている」と解説。このパスを佐藤氏が「ちょっとエロくてセクシーなパスですよね」と語ると、MCの橋本氏は、「エロ・モリシ」と命名した。
週末に控える首位との一戦。”予想くん”と佐藤氏が1-1のスコアを予想し、田中氏は0-2で鹿島の勝利を予想。この予想を覆す活躍を広島の背番号10に期待したいところだ。
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