昨季に加入し、1年目からJ1リーグ27試合4得点の記録を残した名古屋グランパスのMF阿部浩之は、DAZNの『名古屋グランパス:2020イヤーDVD』のなかで、昨季のベストゲームに敵地でのJ1第4節・セレッソ大阪戦をあげた。
プロキャリアの中で数多くのタイトルを獲得し、優勝請負人として昨季に川崎フロンターレから名古屋へと加入した阿部は、開幕戦からトップ下のポジションでスタメン出場。開幕戦でさっそくゴールを奪うと、怪我で離脱する時期こそあったが、年間を通して27試合に出場するなどチームの躍進に貢献した。
そんな中、阿部は昨季のベストゲームにJ1第4節で首位のC大阪を2-0で破った試合を選出。「結局、自分が点を決めた試合になってしまうけど…」と笑いつつ、「勝った試合だし、守備もちゃんとしていた。攻撃もいっぱいチャンスを作れて充実していた試合だった」とベストゲームに選んだ理由を明かした。
また、この試合では1-0で迎えた後半16分、MF稲垣祥のボール奪取を起点に阿部が強烈なミドルシュートで試合を決める2点目を奪った。改めて、そのシーンを振り返った阿部は「稲垣祥にボールが渡ったときに、奪ったらそこにスペースがあるからトラップしたらシュートが打てるなと思って決める気満々で打ちました。空いているコースが見えていたので、そこに自分のベストシュートを打てば入ると思っていた」と当時の心境を表現している。
昨季、阿部の活躍もあって名古屋は3位でフィニッシュ。今季のAFCチャンピオンズリーグに出場する権利を獲得した。今季、Jリーグとアジアの舞台でタイトル奪取を狙う名古屋。その中で、阿部にはさらなる飛躍が期待されている。
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