アトレティコ・デ・マドリードは11日のラ・リーガ第24節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのヘタフェ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ジョアン・フェリックスの話題となった発言について見解を求められている。
先にアメリカ『ザ・アスレティック』はJ・フェリックスのインタビューを公開したが、アトレティコの不調に関して「なぜかって? 知らないよ。多くの理由があるだろうし、一つだけ話しても意味はない。僕たちは何が起こっているのかを知っているけど、僕からそのことについて話したくない」というコメントが掲載されて話題となった。
J・フェリックスのこの発言が実際に口にされたものなのか、英語のテキストでニュアンスが少し変わったのかは定かではない。ヘタフェ戦前日会見で、この発言について問われたシメオネ監督は次のように返答している。
「ジョアンが言ったことについては彼に聞いてほしい。私はチームを見ながら仕事に取り組んでいる。彼が何が問題なのかを明確に理解しているとしたら、知っておいて悪いことはない」
シメオネ監督はまた、前節バルセロナ戦(2-4)の終了間際に負傷したDFダニエル・ヴァスについてもコメント。ピッチサイドで倒れ込んでいたヴァスを無理やり立たせてプレーを続行させたシメオネ監督だが、その後同選手が6〜8週間の離脱を強いられることが明らかとなり、その行動を問題視する向きもある。
アトレティコの今季ラ・リーガでの失点数は30と、GKヤン・オブラクのこれまでのシーズンワースト27失点を早くも更新している。失点が増えた理由を問われたシメオネ監督は、次のように返答した。
シメオネ監督はその一方で、現在ヘタフェを上昇気流に乗せているキケ・サンチェス・フローレス監督に対しては、称賛の言葉を口にしている。
「ヘタフェはキケの到着から凄まじいことをやってのけている。私は常々言ってきたはずだ。アトレティコで私が従事する仕事も、キケからすべてが始まったんだ、とね。ヘタフェの選手たちは彼の言うことにしっかりと反応している。激しく、良いプレッシングを仕掛け、ゴール前への飛び出しも見事だ。今のヘタフェは素晴らしいチームだよ」
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。