鹿島アントラーズ 対 川崎フロンターレ 見どころ
互いに9月上旬は厳しい戦いが続いた。
鹿島は3連敗でJリーグYBCルヴァンカップに敗退。川崎Fは3分ながらルヴァンカップとACLの敗退が決まった。その中で互いに前節は嫌な流れを止める勝点3を獲得。改めて前に進む勢いをつけるためにも、今節は重要な一戦となる。
前節のガンバ大阪戦は、鹿島にとって停滞した流れを打ち破る勝利となった。それまでの3試合で1得点も生み出すことができていなかった中で、G大阪戦ではFW上田綺世のゴールをきっかけに3得点。ボールを奪ってからの素早い切り替えで何度もチャンスを作り出せたことは、今後に向けても大きな収穫となっている。
この流れを続けていきたいところだが、連勝を狙う今節は天敵の川崎Fとの対戦となる。2017年に川崎Fの指揮官がかつて選手時代に鹿島でプレーした経験を持つ鬼木達監督に変わってから、14度対戦して勝利したのは1度のみ。それもリーグ戦では未勝利と圧倒的に苦手としている。前回対戦も後半アディショナルタイムの失点で敗戦。川崎Fを打ち破らない限り、なかなかトップを狙えないことを考えると、どうにかして相性の悪さを終わらせたいところだ。
勝利のために必要なことは、やはりゴールを奪うこと。前回対戦でゴールを奪った上田が再びゴールネットを揺らすことができるか注目したい。
一方の川崎Fも、前節の徳島ヴォルティス戦で3-1の勝利を収めて負の連鎖を断ち切った形だ。ルヴァンカップとACLの敗退によって精神的にも難しい状況だったが、前線起用されたFW知念慶が2ゴールを奪い、初先発のFWマルシーニョが躍動したことは好材料。徐々にけが人も戻ってきており、ここからより強さを増していきそうだ。
鹿島は前述の通り、相性の良い相手である。ただ、そういった結果を引き寄せられたのは、球際や攻守の切り替えで相手を上回っていたから。今節もそこは一つのポイントになるだろう。あとは前線に誰を起用するか。前節、試合に出場しなかったFWレアンドロ・ダミアンは回復十分だが、知念の勢いも捨てがたい。鬼木監督がどういったマネジメントをするのかも注目される。
激しい戦いが予想される一戦は、22日水曜日19時キックオフ予定だ。
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