ヴィッセル神戸は22日、トルステン・フィンク監督が21日付で退任することを発表した。セバスチャンヘッドコーチ及びモラスアシスタントコーチ、ニコラフィジカルコーチは契約解除となる。
現役時代にバイエルン・ミュンヘンで活躍したフィンク監督は、ザルツブルクのセカンドチームで指導者キャリアをスタートさせ、ハンブルガーSVなど欧州各クラブの指揮官を歴任。2019年6月から神戸を率いていた。
神戸では、2019シーズンの明治安田生命J1リーグを8位で終えたものの、天皇杯ではクラブ初の優勝をもたらした。また、2020シーズンの幕開けに行われたFUJI XEROX SUPER CUPでも横浜F・マリノスをPK戦の末に退け、タイトルを獲得している。
フィンク監督は、クラブ公式サイトを通じて以下のように心情を伝えた。
「神戸で素晴らしい時間を過ごせました。二つのタイトルという成功を収めることもできました。これは歴史に残ることですし、我々を永遠に結びつけるものです。この街、このチーム、そしてこのサポーターに別れを告げるのは簡単ではないですし、非常に寂しく思います」
また、退任の理由については「我々は一つになって大きな目標を達成することもできましたが、私は家族の下に戻るという決断をしました」と説明。続けて、2020シーズンはJ1リーグ19試合消化時点で4勝8分け7敗の12位となっているが、今後の浮上に向けてエールを送った。
「まだリーグ戦でも良い結果を残せると思いますし、アジアチャンピオンズリーグという大きな大会もまだあるので、今後の幸運を祈ります。遠くからも見守るつもりですし、応援しています。このクラブの監督であったことを誇りに思います」
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