ホーム最終戦か、残留への意地か。浦和レッズ対清水エスパルスの見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ Jリーグ

浦和レッズ 対 清水エスパルス の見どころ

残り2試合となったJ1リーグ。埼スタでは互いに負けられない戦いが繰り広げられようとしている。

ホームの浦和は、天皇杯こそ残っているが、これが今季のリーグ戦最後のホームゲームとなる。先日、今季限りでの現役引退を発表したMF阿部勇樹、そして今季限りでの退団が決まったDF槙野智章、DF宇賀神友弥にとっては、大事なホーム最終戦となる。チームとしても彼らの貢献に敬意を示す意味でも、リーグのホーム最終戦を勝利で飾りたいところだ。

残り2試合と考えると、浦和にとっては来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権争いの3位以内に入ることは不可能。そのため来年につながるような試合をできるかがポイントになってくる。前述の選手たちや他にも複数人の退団選手が発表される中、残り試合は来季を見据えたチーム編成が見えてくることになるだろう。その中で、いかに今季の集大成を見せていくか。リカルド・ロドリゲス監督が指揮し、徐々に形となってきたものを、残り2試合でしっかりと披露したい。

一方、いまだ残留争いの真っ只中にいる清水は、ホームやアウェイなど関係なく勝利が欲しい一戦となる。前節はホームにサンフレッチェ広島を迎えて勝利を目指すと、前半にFWチアゴ・サンタナが奪ったゴールを守り切って勝利を手にした。これで残留に大きく近づいたと思われたが、17位の徳島ヴォルティスも勝利。徳島との勝点差は「3」となっているが、得失点差が「1」差であることを考えると、1試合でひっくり返される危険性がある。そのため残り2試合を全勝して自力で残留を決めたいのが本音だ。

今節の相手・浦和は、順位的には何もかかっていない状況ではあるが、前述のようにモチベーションが上がる理由がある。そういった相手に対し、まずは球際や運動量で上回ることが大前提になってくる。その上でいかに得点を重ねていくかが勝利へのポイントになるはずだ。注目したいのは2戦連発中のFWチアゴ・サンタナ。チームの得点源となるストライカーが、ここで違いを見せることができれば勝利に近づくだろう。

なんとしても勝点3が欲しい中でどういった結果がもたらされるのか。注目の試合は27日14時キックオフだ。

明治安田生命J1リーグ第37節 日程

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