今節のビッグカードとなる勝点41で並ぶ3位と5位の直接対決。追いかけるヴィッセル神戸がノエビアスタジアムに鹿島アントラーズを迎える。
この夏、日本代表のFW大迫勇也とFW武藤嘉紀、スペインのバルセロナでプレーした経験を持つFWボージャン・クルキッチを獲得したことでさらなる注目を集めた神戸。その補強の狙いを三浦淳寛監督はこう話す。
「チームとしてゲームをコントロールすることは出来るようになってきたと思います。ただ、サッカーは点を取るスポーツなのでフィニッシュのところを期待しての獲得です。まだ、組み合わせの答えは出ていないですが、選手の特徴を生かしたサッカーをしていかないといけない。相手が嫌がる、怖がるサッカーをしていきたいです」
それは今後のクリムゾンレッドが進んでいく道をどう切り拓いていくかにもつながる。2018年にスポーツダイレクターとして神戸にやってきたときから三浦監督が描いていた未来像がある。
「ゲームをしっかりコントロールしながら、より攻撃的なサッカーでゴールを奪っていくこと。それは自分が来たときから変わっていないです。アカデミーを含めて、そのスタイルを確立できればと思っています。だからいまは我慢しながらも、ブレずにやっていくことが大事です」
そして迎えるは常勝軍団としてJリーグを引っ張ってきた鹿島との対戦。スタイルの構築という意味では一歩、二歩と先を行く鹿島も近年は進むべき道を模索中だ。それだけクラブにスタイルを根付かせることは難しいチャレンジでもある。ただ、そのためには勝っていくことが何よりも大事。目の前の相手を倒しながらコツコツと積み上げていくことが必要となる。
「鹿島は相馬さんが就任してから役割が明確になっている感じがします。その中でわれわれの特徴を生かしながらも鹿島の強みをいかに抑えていけるか。そのためには戦術も非常に重要ですし、選手たちに役割を理解させることも重要です。ピッチの上で選手たちが迷いなくプレーできるようにいま出来る最高の準備をして挑みたいです」
勝てばAFCチャンピオンズリーグ圏内の3位に浮上できる可能性がある一戦。ホームで攻撃的なサッカーを展開し、3ポイントを積み上げたい。DAZNについて
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