川崎フロンターレが全体練習を再開。主将の谷口彰悟と小林悠が再開に向けた思いを明かす | Jリーグ

川崎フロンターレは2日、神奈川県川崎市内の麻生グラウンドで全体トレーニングを再開した。状況に応じてマスクをしてトレーニングを行ったり、一人ひとりが自分の飲み水を管理したりと感染防止対策を徹底。その一方で、ピッチではストレッチから最後のミニゲームまで約２時間しっかりと汗を流した。

新型コロナウイルスの影響で中断していた明治安田生命J1リーグの再開が7月4日に決まり、全体トレーニングを開始した川崎F。練習後にリモート取材に対応した主将の谷口彰悟は、「全員の元気な顔を見ることができたし、大好きなサッカーをやれた。素直に楽しかったです」と練習再開を喜んでいる。

チームは練習前に30秒間の拍手を実施。その行為について谷口は「危険を顧みずに働いている人たちに感謝の気持ちを伝えようということで、ああいう形をやらせてもらいました」と説明し、感謝の思いを持ってトレーニングに励んでいきたいと語った。トレーニングをやってみての感想としてはボールフィーリングの感覚が「戻っていないなと軽いショックがあった」と語った上で、「戻していくことも楽しみながら、また一からやっていこうと考えています」と再開に向けた想いを明かしている。

また、その後に取材に対応した小林も再開に向けて自身の見解を示した。

「今季は言い訳できる要素がいっぱいあるシーズンだと思う。連戦や選手の交代人数、降格がないなど。そんな中で、どれだけ自分たちに矢印を向けて、チームとして優勝に向かっていけるか。その志が強いチームが優勝すると思う。言い訳をしないような雰囲気を作っていきたいと思う」

7月6日の再開に向けたステップを踏み出した川崎F。3年連続でタイトルを獲得しているチームは、再開後どんなサッカーを見せてくれるのだろうか。

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