ここまで降格圏の17位に沈んでいる湘南ベルマーレ。しかし代表ウィークによる中断前は、第16節・セレッソ大阪戦こそ2-0で敗れたものの、第14節・ヴィッセル神戸戦を2-1で勝利すると、第15節・川崎フロンターレ戦では4-0でシーズン初の連勝。少しずつ浮上の兆しが見え始めている。
その大きな原動力となっているのがFW町野修斗だ。先発に返り咲いた神戸戦神戸戦での2ゴールを皮切りに、川崎F戦でも2試合連続2得点をマーク。直近3試合で4得点と波に乗り始めているストライカーがチームに明るい兆しをもたらしている。
現役時代は同じストライカーだった播戸竜二氏は湘南のストライカーを注目選手に挙げている。第4節・京都サンガF.C.戦で決めたシーズン2点目をピックアップし、プレーを解説。相手の意表をついたファーストタッチに着目し、「右利きなので本来なら外側に止めてシュートするところを、右足で左側に止めて相手の逆を取るトラップをしている。利き足ではないので結構難しいプレー」と絶賛。またゴールを決めた後に見せる”忍者パフォーマンス”にも注目しているようだ。
また湘南を率いている山口智監督とガンバ大阪時代の元チームメイトでもある播戸氏が、山口監督の町野への評価もこう明かしている。
「性格も良い。明るいし、前向きでみんなを笑わせることもできる。尚且つ技術も高くてシュートも良い。さらに山口監督は、『今年は二桁を狙おうよ。まずは10ゴール』という話もしている」。
さらに現在得点ランキングトップを走っている鹿島アントラーズのFW上田綺世との比較データも紹介された。1284分間の出場時間で10得点を決めている上田に対し、796分間で6ゴールの町野。90分換算で『0.68』得点の高い決定率を誇っている町野のデータは、『0.7』得点の上田と比較しても遜色ない数字も表れている。
前半戦ラストマッチとなる今節は、ホームでFC東京を迎える湘南。最初は『1-2』で湘南の敗戦を予想していた播戸氏も「また町野選手が2点取るんじゃないか」と期待を寄せ、『2-2』に予想を変更。播戸氏からカタール行きへの期待も寄せられている湘南の背番号18がどんな活躍を見せてくれるか。週末の試合に注目したい。
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