J1第24節で唯一の金曜日開催となったこの一戦はアウェイのガンバ大阪が制した。
前半は締まった展開となった。「3-4-2-1」のシステムの特徴を生かしサイドで優位性を保ったG大阪が先にチャンスを迎える。中央にクサビのパスを付けたところから右サイドへ広げると、DF柳澤亘のフワリとしたクロスにFWレアンドロ・ペレイラが打点の高いヘディングシュート。これは惜しくもポストに嫌われた。
一方の清水エスパルスもこの夏の加入ながら再開初戦となった前節・清水エスパルス戦から続けて先発となったMF松岡大起を中心とした中盤での激しい守備からリズムをつかむと、CKからDFヴァウドが強烈なヘディングシュート。しかし、こちらもポストに嫌われた。
スコアに動きがなく迎えた後半も均衡した時間が続いた。
そんな中、55分にCKから清水が先制したかに思われたが、FWチアゴ・サンタナが意図的に手でボールを押し込んだとして、得点は認められなかった。
ただ、この時間帯辺りからゲームが騒がしくなってきた。直後の57分にはガンバに決定機。エリア内でパスを受けたFWレアンドロ・ペレイラが振り向きざまに右足を振り抜いたが、またしてもシュートはポストに当たり、ゴールの外側へ跳ね返った。
お互いにチャンスは作りながらあと1歩ゴールに届かない展開となっていたが、この日がJリーグデビューとなった男が張りつめた空気を一掃する。82分、来季からの加入が内定している特別指定選手のFW山見大登が左足でスーパーゴールを決め、G大阪が終盤に先制することに成功した。
試合はそのまま終了。G大阪がラッキーボーイの出現で連敗を止め、真夏の9連戦を勝利で締めくくった。
■8月13日開催 結果
・J1第24節
清水 0-1 G大阪
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