浦和レッズ対ヴィッセル神戸の見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

浦和レッズ 対 ヴィッセル神戸 概要

1997年に初対戦を迎えて以降、浦和レッズが2度の4連勝などで21勝6分13敗とヴィッセル神戸に対して大きく勝ち越している。特に2003年から2008年にかけては浦和が相性の良さを見せ、8戦負けなしを記録。直近5試合を見ても3勝1分1敗と強さを見せており、今節も勝って優位性を示したいところだ。

ただ、神戸も決していつもやられっぱなしではない。2009年から2011年にかけては5連勝を記録。近年の成績は劣勢だが、最も最近の対戦ではアンドレス・イニエスタらのゴールで3-0の勝利を収めている。浦和のホームゲームではなかなか結果が出ていないが、ここで近年の流れを変えられるか注目したい。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

浦和レッズ 対 ヴィッセル神戸 見どころ

今季、2度目の連勝で順位を4位に上げてきた浦和レッズと、3戦勝ちなしで10位と低迷しているヴィッセル神戸が激突する。上位争いに残っていくには負けられない一戦。日曜日、埼玉スタジアムでは熱い戦いが繰り広げられそうだ。

浦和が好調だ。第9節の名古屋グランパス戦で2-6の大敗を喫したが、前々節のサンフレッチェ広島で守備を修正。攻撃面ではFWレオナルドがゴールを沈め、守ってはGK西川周作が好セーブを連発して1-0の勝利を収めた。勢いそのままに前節のガンバ大阪戦では、前線からのプレッシングと鋭いカウンターでゴールを奪取。自陣で待ち構えながら、隙あれば前で奪ってゴールに迫り、3-1で今季2度目の連勝を手にした。

内容面で向上が感じられるのが、名古屋戦からの守備の改善だ。左サイドバックにDF宇賀神友弥を起用して最終ラインを安定させ、ピンチの場面では西川がビッグセーブを連発。押し込まれる時間こそ長いものの、チーム全体で集中したディフェンスを披露している。そして、後ろで耐えることができれば、あとは圧倒的な得点力を見せているレオナルドが仕留めるだけ。5試合連続ゴールを奪っているストライカーは、今節も数少ないチャンスを決め切ることでチームに歓喜をもたらそうとしている。

対する神戸は、苦しい時期に入っている。前節の柏レイソル戦は先に得点を奪いながら逆転されると、終盤に追いついたにもかかわらず、後半のアディショナルタイムに決勝点を献上。MFアンドレス・イニエスタが試合途中に負傷交代を余儀なくされるなど、チームとして散々な内容で2-3の敗戦を喫した。

ただ、悪いなりに好材料が見つかったのも確かだ。前線で起用したFW郷家友太とFW小田裕太郎の二人が躍動。先制点の場面を含め、チームの攻撃の一端を担うプレーを見せたのは次につなげるべきポイントだ。また、後半の途中から怪我で欠場していたFW古橋亨梧が復帰。全開とまではいかないが、短い時間で存在感を発揮したことで今節への期待が膨らんでいる。守備面の改善ももちろんだが、攻撃面で違いを見せるのが神戸のサッカー。今節は浦和の堅い守備を打ち破ることで勝利に近づきたい。

互いに勝点3が欲しい一戦。勝利を手にするのはどちらのチームになるだろうか。

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