大分トリニータ対ヴィッセル神戸の見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

大分トリニータ対ヴィッセル神戸概要

リーグ戦での初対戦は2003年のJ1 1st第14節。神戸ウイングスタジアムで開催された試合は、今年からV・ファーレン長崎のコーチを務める吉田孝行氏の得点などで大分トリニータが大量8得点を奪い、ヴィッセル神戸を相手に勝利を収めた。それから月日が経ち、これまでの両者の成績は6勝4分4敗で大分が勝ち越している。

直近5試合を見ると神戸が3勝2分とリードしているが、2009年以来となった昨年はホーム＆アウェイともにドロー決着。互いに自分たちのサッカーを披露しながら勝敗はつかなかった。そんな中で迎える今回の試合はどちらに軍配が上がるか。両者の白熱した戦いに注目したい。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

大分トリニータ対ヴィッセル神戸見どころ

リーグ再開後、2連勝を飾っている大分トリニータは、2009年11月以来のJ1での3連勝を目指してホームにヴィッセル神戸を迎え撃つ。対する神戸としては、前節のサガン鳥栖戦で今季初勝利を飾り、ここで連勝を手にすることで波に乗っていきたい一戦だ。

ホームの大分は再開後好調を維持している。前々節の鳥栖戦で2-0の勝利を手にすると、ミッドウィークに行われたサンフレッチェ広島戦も難しい試合展開の中で逆転勝ち。2試合続けて途中出場の選手たちが結果を残しており、5人交代制というルール変更を生かしながら勝点を積み重ねている。また、ここまで奪った4得点すべてが途中出場の選手が決めていることを考えると、サブの選手を含めたチーム力が上がってきているのは明らか。あとは、プロ7年目のFW伊佐耕平や川崎フロンターレから加入したFW知念慶らエース候補として期待されている選手たちが、ゴールを奪えてくればさらに勢いが増していくはずだ。

一方、神戸は前節の鳥栖戦でFWドウグラスのゴールを守り抜いて今季初勝利。再開後の試合を振り返ると、ここまで1勝1敗とまずまずの結果を残している。ただ、ボールは保持できていてもフィニッシュの精度を欠く場面が多く、自分たちで難しい試合にしている印象も強い。アンドレス・イニエスタを含め、中盤で違いを生むことができる選手たちが揃っているだけに、前線とのコンビネーションを深めることでゴール量産といきたい。今節は、前節ゴールを奪ったドウグラス、スピードスターの古橋亨梧が、いかに大分のディフェンスを打ち破るかが勝利への鍵を握る。

また、今節からはスタジアムに観客が入ることになる。5000人の人数制限下での来場となるが、集まった観客とともに歓喜の声を上げるのはどちらになるだろうか。

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