名古屋グランパス対ヴィッセル神戸の見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

名古屋グランパス 対 ヴィッセル神戸 概要

1997年に初対戦を迎えて以降、それから数多くの激闘を演じてきた両者は、これまで21勝3分16敗で名古屋グランパスが勝ち越している。だが、ヴィッセル神戸に対して優位性を持っているかと言えばそうではなく、両者の戦いはまったくの五分と言っていいだろう。

その大きな理由は互いに連勝が多いこと。名古屋は1998年から99年にかけて3連勝、2009年から2015年にかけては11連勝を記録。一方、ヴィッセル神戸も2004年から2005年にかけて3連勝、2016年から2019年にかけては5連勝を記録している。昨年のJ1リーグ第31節は名古屋が勝利したが、今節はどちらが勝利を手にするだろうか。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

名古屋グランパス 対 ヴィッセル神戸 見どころ

シーズンの折り返しとなる明治安田生命J1リーグ第17節。首位・川崎フロンターレを追う4位の名古屋グランパスは、ホームで11位に低迷するヴィッセル神戸と対戦する。前節は互いに敗戦を喫しているだけに、連敗を阻止したい一戦となる。

名古屋はここ数試合、安定感を欠く試合が続いている。第15節の横浜F・マリノス戦こそ逆転勝ちを収めたものの、前節の横浜FC戦は逆転負け。直近5試合を見ても2勝1分2敗と、首位を追うためにはもう少し勝星を先行させていきたいだけにここで連敗はしたくない。神戸をしっかりと叩くことで勝ち点3を積み重ねたいところだ。

キーマンとなるのは、サイドアタッカーのFWマテウスだ。2試合連続ゴール中の男は、ここまで3得点を記録。ワイドにドリブラーを置くチームにおいて、名古屋の攻撃を牽引している。今節の神戸戦でも巧みにサイドを利用し、主導権を奪うことで勝利に近づきたい。

対する神戸は6試合勝ち星なし。週中に開催された前節のセレッソ大阪戦でも前半に相手が1人退場した中で、数的優位を生かせずに0-1で敗戦。今季6敗目を喫した。現在11位となっているが、試合数の関係で下のチームに抜かれる可能性もあり、なかなか難しい状況に陥っていると言っていいだろう。

そんな中で迎える今節。やはり勝利を手にするためには、ゴールを奪うしかない。チームのエースストライカーであるFW古橋亨梧が、名古屋の守備網を掻い潜れるかが勝敗を分けるポイントとなりそうだ。中盤からしっかりと攻撃を組み立て、エースにチャンスを提供することでゴールを重ねていきたい。

激闘必至の試合は、どちらに軍配が上がるだろうか。

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