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王者ミランのブレーキと帰ってきたインテルの最強コンビ“LULA”に伊解説陣バルザーリ氏らが見解 | セリエA

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王者ミランのブレーキと帰ってきたインテルの最強コンビ“LULA”に伊解説陣バルザーリ氏らが見解 | セリエA(C)Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスOBのアンドレア・バルザーリ氏やミランOBのマッシモ・アンブロジーニ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が番組内でミランやインテルに見解を示した。

昨シーズン、11年ぶりのスクデットを手にし、熱狂に沸いたミラン。開幕戦に続く勝利を目指して日本時間22日、第2節でアタランタと対戦した。だが29分、ウディネーゼ戦と同様に先制点を奪われた王者ミラン。68分、MFイスマエル・ベナセルが美しい左足のシュートで1点を返したが、1-1のドローに終わった。

MFサンドロ・トナーリは試合終了後の『ダゾーン』のインタビューにおいて危機感を露わにした。「開幕節のウディネーゼ戦でリードされたのは、僕らが強くないからではない。試合がまるで昨シーズンの第39節であるかに感じられ、適切な集中力が保てなかった」とコメント。チームが新シーズンへの切り替えができていない状況を危惧した。

王者ミランに緊張感の緩み?

『ダゾーン・イタリア』の「Sunday Night Square」で解説者を務めるバルザーリ氏は、22歳の若きリーダーの意見に同調しつつ、ミランのパフォーマンスについて自身の見解を示した。

「練習の様子を見ているわけではないし、ロッカールームの中をのぞくことはできない。だがトナーリが言った通り、緊張感が緩むリスクはある。今夜のミランは、ブレーキがかかっているようだった。相手をかわすことができず、1対1の状況を作れずにいた。(ステファノ)ピオリの交代のタイミングは早かったように思う。ベナセルのスーパーゴールのおかげでドローに持ち込むことができた」

一方、OBのアンブロジーニ氏はミランが燃え尽き症候群となっている可能性を否定しつつ、中盤の補強が急務であることを指摘した。

「私はミランの状況を心配していない。ウディネーゼ戦は初戦とあって注意が散漫だったり、やや軽すぎた部分はあったりしたかもしれないが、ミランが昨シーズンのスクデットに満足しているような印象は受けなかった。それに今日については、相手がアタランタだった。ミランが優先するべきは、中盤の補強だろう。チャンスがあれば、少し無理してでも獲る価値はあるだろう」

2戦連続で1トップの位置で先発したミランのFWアンテ・レビッチ。開幕戦ではドッピエッタ(1試合2得点)の活躍を見せたが、ベルガモではやや精彩を欠いた。元ユーヴェDFは、「レビッチは今夜、上手くマークされてしまって苦戦していたね。スペースを作り出すサポートをしようとしていたが、あまりボールを触ることができなかった。だがアタランタの守備陣を褒めるべきだろう」との見解を示した。

Sandro Tonali, centrocampista Milan, DAZN Italia, Serie A TIM 2022-2023

復活したインテルの最強コンビ“LULA”

続いて話題はインテルに。バルザーリ氏は、1年ぶりに古巣へ復帰したFWロメル・ルカクと、FWラウタロ・マルティネスの最強コンビ“LULA”について見解を示した。ラウタロは3-0で勝利を収めた第2節スペツィア戦の35分、ルカクからアシストを受けると先制点をマークした。

「2人は相性が良く、近い距離でプレーしている。昨シーズン、ラウタロと一緒にプレーした(エディン)ジェコも強い選手だが、彼はエリアの外へ出てボールを受けるなど、特徴が違う。ルカクとラウタロはお互いを探し合い、(アントニオ)コンテ指揮下のような形で長い時間、そばでプレーしていた」

「ラウタロのゴールは破壊力抜群だったが、(ポストプレーでアシストを記録した)ルカクも上手かった。セリエAにおいて、ルカクのフィジカルはこうやって使うべきだ」

一方、アンブロジーニ氏は、チェルシーで90分間試合に出場する機会に恵まれていなかったルカクのコンディションについて指摘を行った。

「ルカクはフィジカルを活かして相手選手を寄せつけず、チームに貢献する姿が見られたが、現時点でまだ、トップコンディションではないように思う。これから動きやフィニッシュに関して、これから成長の余地があるはずだ」

Esultanza tra Lukaku e Lautaro Martinezgetty

今夏、守備の補強を計画しているインテル。当初、放出を検討していたDFミラン・シュクリニアルの売却を見送ると、シモーネ・インザーギのラツィオ時代の教え子であり、ローコストで獲得可能なDFフランチェスコ・アチェルビへターゲットをシフトした。

これについてアンブロジーニ氏は、「インテルは今夏、シュクリニアルを売却して(グレイソン)ブレーメルか(ニコラ)ミレンコヴィッチを獲得しようとしていた。だが現状、アチェルビのような信頼できる青年でも獲得するべきだろう」とコメント。続いてバルザーリ氏も「アチェルビのインテル移籍は良いと思う。インザーギは彼のことを知っているし、信頼できる選手だ」と推した。

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