スペイン『マルカ』が、レアル・マドリードMFルカ・モドリッチが現時点でのバルセロナFWリオネル・メッシらよりも上位のクオリティだと主張した。
レアル・マドリードは日本時間15日、ラ・リーガ第23節でバレンシアに2-0で勝利している。負傷者が相次ぐ中での一戦となったが、トニ・クロース、カリム・ベンゼマの得点により勝ち点3を奪取した。
先発していたモドリッチは、直接的な得点やアシストこそなかったものの、この試合でもチームを牽引するパフォーマンスを披露。2020-21シーズン開幕直前の2020年9月9日に35歳になったベテランMFだが、ここまでリーグ戦22試合出場（メンバー外1試合）と高い水準でフル稼働している。
『マルカ』は、バレンシア戦でベンゼマとクロースが得点を決めたことを踏まえつつも「またも時計のように作動していたのはルカ・モドリッチだった。おそらくだが、彼は今季のラ・リーガで最高の選手だ」と称賛した。
さらに、ベンゼマとともに最も継続的に活躍をしていることも強調。チーム全体に及ぼす影響についても「クロアチア人が機能しているとき、マドリードはそれをしっかりと感じ取り、とても高い次元のプレーを実現する」とまさに心臓としての役割に注目した。
モドリッチのここまでのリーグ戦での成績は3ゴール2アシストとなっているが、記事はそのことも無用な指摘だと切り捨てている。
「ゴールこそ決めなかったが、別にそうした記録を残す必要はない。彼はドリブル、フェイントを仕掛けること、相手を出し抜くことを決してやめず、マドリードのFW陣にあらゆるパスを通していく」
そして、20-21シーズンに関してはメッシ（リーグ戦15ゴール）、アトレティコ・マドリードMFマルコス・ジョレンテ（7ゴール）、同クラブFWルイス・スアレス（16ゴール）よりもモドリッチが上だと断じている。
「FW陣は第二の春を謳歌する彼に感謝をしなくてはならない。今季最高の選手について話せば、彼はメッシ、マルコス・ジョレンテ、ルイス・スアレスより上に置かれるだろう。ゴールを決めればより騒がれるものだが、しかし、ルカのフットボールは唯一無二だ」
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