サウジアラビア戦を元日本代表MF松井大輔が展望「一番肝になる選手は…」 | 日本代表

元日本代表の松井大輔が、カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のサウジアラビア代表vs日本代表を展望している。『DAZN』に語った。

9月の最終予選にて初戦のオマーン代表戦に敗れ、続く中国代表戦には勝利したもののグループBで4位に位置している日本。巻き返しがかかる10月シリーズでは、直接的なライバルになると目されるサウジアラビア、オーストラリア代表と対戦する。

日本時間8日の2:00には、最終予選3試合目のサウジアラビア戦がアウェイでキックオフ予定だ。松井は、敵地で戦う難しさを以下のように語った。

「選手には緊張も多少はあるとは思いますし、やっぱりアウェイとなると審判の笛の基準がどこなのかというのが難しかったりしますし、気温差、時差とか色んなもので、この前もあまり体調が良くなかったと思うんですけど。そういうのも難しい試合になるというのは基本だと思います」

また、自身が日本代表としてプレーしていた時にも「中東とやるときはすごく固くなるじゃないですけど、身構えるところはありました」と吐露。試合展開としては「サウジは強いので、押し込まれる時間帯もあるでしょうし、1-0でどっちが勝つか、1-1かというスコアになってくるのではないか」と拮抗したないようになることを予想した。

そして、その重要な一戦で日本のキーマンになる選手としては、リヴァプールMF南野拓実を挙げている。

「南野選手です。森保ジャパンになってから一番得点を挙げている選手ですし、安定した得点能力、フィニッシャーとしてはリヴァプールでやっていて一番力強いので。そこはやってくれるんじゃないかなと。一番肝になる選手だと思います」

日本がW杯本大会の切符をつかむうえで勝たなければならない一戦。松井は「押し込まれる時間帯もあるでしょうけど、そこはディフェンスが安定することが大事かなと。絶対にゴールは取らせないと言うのを前提に攻撃していくのが良いでしょうね」と慎重な戦いが必要だと強調した。

W杯アジア最終予選｜試合日程・配信/放送予定

W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波（テレビ朝日）とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。