マジョルカに所属するMFラゴ・ジュニオルが、同僚の日本代表MF久保建英を絶賛している。スペイン『El Espanol』で語った。
2019年夏にFC東京からレアル・マドリードに完全移籍し、2019-20シーズンからマジョルカにレンタルで加入している久保。注目を集めている期待の若手MFは、新型コロナウイルスによる中断前の時点で公式戦25試合3ゴール3アシストと上々の結果を残している。
とはいえ、フィジカルが重要となる展開になることが多いマジョルカにおいて、テクニックに長所のある久保は特にシーズン序盤には苦戦することも。L・ジュニオルもその点について、「タケ（久保建英）は序盤、僕たちのシステム、特にスペインのフットボールに適応するのに難しい時間を送った」と語っている。
しかし同時に、間近で久保を見ているL・ジュニオルは凄まじい成長も感じているようだ。
「彼はバルサBの一員としてセグンダBでプレーしただけで日本に帰った。このことが少しばかり彼に犠牲を払わせたと思うけど、今となっては、何の問題もなく彼がレアル・マドリードでポジションを見つけられるレベルに達したと思う。クオリティや試合でのインテリジェンス、緩急、彼は本当に成長した。それに彼の年齢、これは大きなメリットだ」
大きな期待を背負ってトップリーグでのプレーを続ける久保。将来的に、欧州でも最も厳しいポジション争いを強いられるクラブの1つであるレアル・マドリードで、定位置を確保することができるのだろうか。
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