レアル・マドリードに所属するウェールズ代表MFギャレス・ベイルが、自身が立たされる立場の苦しさを口にしている。ポッドキャスト『The Eric Anders Lang Show』で語った。
2013年夏にレアル・マドリードに加入して以来、4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や1度のラ・リーガ制覇などに貢献してきたベイル。特に2017-18シーズンのCL決勝リヴァプール戦では、印象的なバイシクルシュートを含む2得点を決め、前人未到の3連覇の立役者の1人となった。
一方、負傷離脱を繰り返して稼働率が下がっているなかで、趣味のゴルフに打ち込んでいる様子などが反感を買うことがあり、ファンとの関係悪化も報道されている。また、昨年には代表戦で勝利した際に「ウェールズ、ゴルフ、マドリー。この順番」という国旗を掲げる味方とともに歓喜に揺れる姿が、物議を醸した。
自身に対する観衆からの反感について、ベイルは以下のように感じていることを明かしている。
「毎試合、相当なプレッシャーを受けているよ。良いプレーができなければ白い目で見られる。スタジアムにいる80000人が僕へ口笛を吹く。なぜなら僕が良いプレーをしていないからだ。でも、そんなことは数回しかなかった!このようなことはもちろん良いことではないし、自信を持ってプレーなんてできない」
また、サポーターによるブーイングが悪循環を生むと考えているようだ。
「これ(ブーイング)は大きなクエスチョンで、僕にはなぜだかわからない。(通常)ファンはいつも選手をサポートし、良いプレーができるように後押ししてくれる。それが彼らの幸せだからね。僕に対して彼らは真逆のことをしているみたいだ。口笛を吹かれれば、良い気分ではいられないし、自信を失う。プレーの質も落ちるし、それを受けて彼らはさらに苛立つんだ。フットボールでは、いくら良いプレーができたと思っても5試合で得点がなければひどいとみんなが言い始める。観衆はゴールやアシスト、『ワォ』って言えるものが好きなだけだ」
さらに、趣味のゴルフを批判されることに関しても「本当に多くの人が僕のゴルフに目くじらを立てる。僕には理由がわからない。メディアも僕に良くないものだと騒ぎ立てる」とコメント。続けて、自らの正当性をこう訴えている。
「(NBAスター)ステフィン・カリーだって試合当日の朝にプレーするかもしれない。僕の場合、2日前にプレーしても『あいつは何をしているんだ』って言われる。友人と、時には1人で音楽をかけながら18ホールを回る。ただのリラックスで、すべてから距離を置くことができる。特に上手くいっていない時には、フットボールについて考えなくてもよくなる」
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