ポーツマス生まれのアレックス・オックスレイド=チェンバレンは、2000年にサウサンプトンの下部組織に入団。すると2010年、わずか16歳でトップチームデビューを果たした。この才能は知将アーセン・ヴェンゲル氏の目に留まると、2011年夏におよそ1400万ユーロの移籍金でアーセナルへと加入を果たす。
加入から約1カ月後には、チャンピオンズリーグ(UCL)オリンピアコス戦でゴールを記録し、イングランド人最年少ゴールを塗り替える。その後もヴェンゲル監督の下で左右両サイドに中盤、ウイングバックなど様々なポジションで起用されながら、公式戦通算198試合に出場。若くして主力として活躍を見せた。
しかし2017年夏、リヴァプールへとおよそ3800万ユーロで移籍を果たす。本人が憧れるスティーブン・ジェラードと同様に中盤中央でのプレーを希望し、ユルゲン・クロップ監督の下への移籍を選択した。加入後最初のシーズンは希望通りに中盤中央を基本としてプレー。リーグ戦32試合、UCL7試合に出場し、存在感を高めていた。だがシーズン終盤に膝前十字靭帯損傷の大ケガを負い、2018-19シーズンのほとんどを棒に振ってしまった。
それでも2019-20シーズンは復活を見せ、公式戦43試合に出場。世界屈指の激しいポジション争いが行われているリヴァプールで戦いを続けている。
プレースタイル
キャリア序盤はサイドを主戦場に、スピードと推進力あるドリブルで駆け上がるウインガーであった。しかしヴェンゲル、クロップという名指揮官の指導を受け、3センターの一角としての成長を見せている。現在は中央でボールを運ぶドリブル、サイドへ流れての攻撃参加、豪快なミドルなど、リヴァプールの中盤他の選手にはない特徴を見せ、貴重な戦力となっている。
プロフィール・経歴
アレックス・オックスレイド=チェンバレン/Alex Oxlade-Chamberlain
1993年8月15日生まれ 175cm 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2009-10 | サウサンプトン | 2試合・0得点 |
2010-11 | サウサンプトン | 34試合・9得点 |
2011-12 | アーセナル | 16試合・2得点 |
2012-13 | アーセナル | 25試合・1得点 |
2013-14 | アーセナル | 14試合・2得点 |
2014-15 | アーセナル | 23試合・1得点 |
2015-16 | アーセナル | 22試合・1得点 |
2016-17 | アーセナル | 29試合・2得点 |
2017-18 | アーセナル | 3試合・0得点 |
2017-18 | リヴァプール | 32試合・3得点 |
2018-19 | リヴァプール | 2試合・0得点 |
2019-20 | リヴァプール | 30試合・4得点 |
※成績は国内リーグ(2021年1月8日現在)
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