ジュビロ磐田は23日、MF伊藤洋輝がシュトゥットガルトに期限付き移籍することを発表した。7月3日の明治安田生命J2リーグ第21節アルビレックス新潟戦終了後にチームを離れる。
2017年5月に磐田の下部組織からトップチームに昇格した伊藤は、2018シーズンにプロデビュー。その後、2019シーズンに名古屋グランパスへの期限付き移籍を経験し、20210シーズンは磐田でJ2リーグ18試合に出場していた。
伊藤は期限付き移籍に際して以下のようにコメントしている。
「J1昇格を目指す中、自分の夢、目標を優先し、このタイミングでチームを離れることを了承してくれたクラブの方々に感謝申し上げます。その責任を自分自身の大きなモチベーションにし、クラブ関係者、サポーターの方々の期待に応えられるよう、必ず結果を残します」
また、シュトゥットガルトの公式サイトでは伊藤はセンターバックとして紹介され、まずはU-21チームのプレシーズンに合流すると発表。スポーツ・ディレクターのスヴェン・ミスリンタート氏は期待をコメントしている。
「ヒロキは中期的に我がトップチームのスカッドに昇格するための、プレーの面、フィジカルの面においてのすべての要素を備えている。まずU-21チームの道を歩むことになるが、彼には少しずつ欧州のサッカーに馴染んでもらうつもりだ。我々は、ヒロキはメンタルが強く、それが早くできると信じており、彼と仕事できることを楽しみにしている」
2021年5月に22歳の誕生日を迎えた伊藤。188cmの長身を備えながら当初は本職をボランチとしていたが、2020シーズンよりCBとして磐田でポジションをつかんだ。ドイツの地で、さらなる飛躍を遂げることはできるのだろうか。
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