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前半は、明らかに苦戦した。
日本代表が前半からボールを保持し、相手を押し込む展開こそ続いたが、[5-4-1]でコンパクトにブロックを構えるセルビア代表の守備網を崩し切れずにシュートまで持ち込めない時間が続いた。
守備的な相手を崩す上で鎌田がチーム全体に足りないと指摘したのは、”プレーする勇気”だ。「前半は、みんながリスクを避けて後ろや横に(パスを)出すことが多かった。レベルが少し上がった相手にももっと勇敢にボールを前につけることやボールを運ぶこと。プレーする勇気が足りなかった」と指摘した。
また守備から攻撃に切り替わった後のプレー選択にも課題があったと言う。「前から良いプレスをかけて(ボールを)取った瞬間にもっと速くファーストボールを前につけられないと。あれを前につけられるだけでビックチャンスになるシーンはあった。(ボールを)取った後に落ち着いてしまうとスピーディーな攻撃ができないのでまだまだチームとして向上していかなければいけない」。鎌田からしきりに聞こえてきたのは、チームと個人に対する反省の弁だった。
それでも後半に自ら蹴ったCKで決勝点を演出し、常に相手の嫌がるポジションを取り続けて、前線と中盤をリンクさせていたMF鎌田大地のパフォーマンスは、この日も変わらず際立っていた。
しかし本人の中では、「上を目指すならもっとできないとダメだし、全然納得できる内容ではなかった」とキッパリ。決して現状に満足せず、更なる高い目標に目を向けている背番号9が今後どのように日本代表を上昇に導くか。やはりこの男がキーマンとなっていくに違いない。
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