レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、ベルギー代表MFエデン・アザールについて語った。
直近のラ・リーガ第18節カディス戦をスコアレスドローの結果で終え、連勝が「7」でストップしたレアル・マドリード。順位表では首位を保っているものの、ダヴィド・アラバやイスコも新型コロナウイルスの陽性反応を示し、負傷も含め計11名が戦線を離脱している。
チームの陣容が厳しくなるなか、アザールはカディス戦で9月の第5節バレンシア戦以来となる先発出場。公式戦でのフル出場は今季初となり、右ウイングでプレーした。日本時間23日に迫る第21節アトレティック・クルブ戦でも先発出場が予想されている。
しかし、アザールについて問われたアンチェロッティ監督は、アトレティック戦での先発を明言しなかった。
「試合を通してプレーした彼を評価していく必要がある。昨日はリカバリーに努めていたけが状態は良かった。今日もトレーニングを積んでいるから見極めていこうと思う」
一方、本来の主戦場である左ウイングで起用する可能性も示唆した。
「彼がサイドに張り付いてプレーするウインガーでないことは明らかだ。左ウイングを好んでおり、ストライカーの後ろに入り込んでプレーすることができる」
カディス戦では、右サイドバックに入っていたルーカス・バスケスがサイドに入ることでアザールがより内側でプレー。アンチェロッティ監督はその効果を肯定しつつ、それが選手本来のプレーに合致したものだと見ている。
「ルーカス(バスケス)がいたからサイドでプレーしなかったということは事実だ。だが、彼がストライカーの後ろでプレーしたいと思っているのも事実であり、私は彼に快適にプレーしていもらいたいと思っている」
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