ミランのアカデミーで育ち、2016年4月に18歳でセリエAデビュー。そして18年夏に移籍したサッスオーロで巨大な才能を開花させ、2020年9月にイタリア代表で初キャップを刻んだマヌエル・ロカテッリにいま、名だたるビッグクラブが熱視線を注いでいる。
23歳の若きMFのエージェントは今年1月の時点で、ユヴェントスやマンチェスター・シティから関心をもたれている事実を公表。その後、レアル・マドリードからの興味が報じられるなど、ロカテッリは夏にオープンする移籍市場の注目株として人気を博している。
23年6月まで契約を結んでいるとはいえ、ブロビンチャ(イタリアの地方クラブ)のサッスオーロがこの至宝を手元にとどめつづけるのは困難だろう。本人も将来的な移籍を否定していない。『コリエーレ・デッロ・スポルト』のインタビューで身の振り方を明かした。
「これが(サッスオーロでの)最後のシーズンになるか、将来がどうなるかはわからない」
「国外でプレーすることは選択肢。現時点ではなにも除外していないよ」
「ビッグクラブからの関心は、僕のモチベーションを高めてくれるし、自分が正しい軌道に乗っていると理解させてくれるんだ」
ロカテッリが所属するサッスオーロは現在、セリエAで8位につけている。降格の恐れがほとんどない一方で、6位ラツィオに勝ち点12差と、来季の欧州カップ戦出場は絶望的。飛ぶ鳥を落とす勢いの俊英が今夏、新たな刺激を求めて移籍を決断してもおかしくないだろう。
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