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【1996-97 UEFAチャンピオンズリーグ決勝】スーパーサブの歴史。元ドルトムントMFラース・リッケンがユヴェントス戦を語る | 欧州・海外サッカー

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【1996-97 UEFAチャンピオンズリーグ決勝】スーパーサブの歴史。元ドルトムントMFラース・リッケンがユヴェントス戦を語る | 欧州・海外サッカー(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】元ドルトムント(ブンデスリーガ)MFのラース・リッケンが、1996-97シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝、ユヴェントス(イタリア)戦での見事なゴールを振り返る。

『DAZN(ダゾーン)』で7日、『UCL Magazine Show-Episode24』が公開。今回は、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)決勝におけるスーパーサブの歴史を特集した。

これまでUCLでは、1998-99シーズン決勝のマンチェスター・ユナイテッドvsバイエルン・ミュンヘンでのオーレ・グンナー・スールシャールや、2017-18シーズンのレアル・マドリーvsリヴァプールのギャレス・ベイルなど、途中出場の選手が試合を決める活躍を見せてきた。

1996-97シーズン決勝、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)vsユヴェントス(イタリア)でスーパーサブとして試合を決めたのは、元ドイツ代表MFラース・リッケン。67分、2-1でリードした状況で投入されたリッケンは、味方のスルーパスに抜け出すと、ボックス手前からのループシュートで3点目を奪取。これがファーストタッチだった。ドルトムントはリッケンのゴールにより3-1で前年王者を下し、戴冠を果たした。

当時を振り返ったリッケン氏は、「忘れられない決勝だよ。緊張はしなかった。それまでの試合で活躍していたから、20歳だったけど自信に満ち溢れていたんだ。決勝進出するうえで重要な役割を果たしていたから、控えスタートを指示されて苛立ちもあったぐらいだ」と心境について明かし、続けて「得点したのは投入されて数秒後。70分座って試合を見ていると相手GKがかなり前に出ていると気づいたんだ。アンドレアス・メラーがパスを送ってきて、大チャンスを得た。あのようなシュートの成功確率は1割ほどだと思うけど、最初のタッチで決まった。運命だったと思う」と振り返った。

さらに、リッケン氏は「本当に興奮した。他の何にも代えられないほど特別な瞬間だった。CL優勝がどれほど嬉しいか、その時に初めて理解できたんだ。キャリア最高の瞬間だったね」と、当時の興奮を思い出している様子だった。

そのほか、今回のUCLマガジンでは、パリ・サンジェルマン(PSG)のUCLでの戦いの歴史や、FKの名手である元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏の特集も。リヨンでプレーしたジュニーニョ氏が、UCLで決めてきた数々の名FKを自ら振り返る場面は必見だ。

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