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エクトル・エレーラ、アトレティコで主力となったタイミングでMLSヒューストン・ダイナモ移籍決定|ラ・リーガ

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エクトル・エレーラ、アトレティコで主力となったタイミングでMLSヒューストン・ダイナモ移籍決定|ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】アトレティコのH・エレーラが今季終了後にアメリカへと渡ることが決定した。

メジャー・リーグ・サッカー(MLS)のヒューストン・ダイナモは2日、アトレティコ・デ・マドリードに所属するメキシコ代表MFエクトル・エレーラ(31)の獲得を決めたことを発表した。

H・エレーラはアトレティコと今年6月まで契約を結んでいたが、シーズンが終了する前に移籍先を決定した。ヒューストン・ダイナモはアトレティコを退団するH・エレーラと2024年まで契約を結ぶことを発表。同契約には1年の延長オプションがついている。

2019年7月にポルトからアトレティコに加入したH・エレーラは、加入当初こそ守備力やゲームメイク力に注目が集まったが、負傷などの影響によって出場機会が失われていった。昨季も負傷、新型コロナウイルス、母親の死などいくつもの逆境に苛まれてほぼ出場機会を得られず、今季も最近まで状況は変わらなかった。

しかしながらディエゴ・シメオネ監督は最近になってH・エレーラを先発で起用し始め、チームはそこから上昇気流に乗り始めた。そのためアトレティコ側が契約延長を考え始めたとの報道もあったが、もう手遅れだったようだ。

スペイン『マルカ』によれば、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOとアンドレア・ベルタ強化担当は、H・エレーラのこの3年間のプロフェッショナルとしての振る舞いに感謝しており、移籍が問題なく実現するよう取り計らったという。アトレティコは30歳以上の選手とは1年毎に契約を延長する方針を貫いているため、ヒューストン・ダイナモの契約条件には太刀打ちできず慰留をあきらめざるを得なかったようだ。

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