川崎フロンターレは敵地で浦和レッズと対戦し、後半にゴールラッシュを披露して5-0の勝利を飾った。この試合で3点目となるゴールを奪った川崎のDF旗手怜央は、「トーキックで股の間を抜く速いシュートを打とうと判断できた」とゴールを振り返った。
前節のヴィッセル神戸戦で今季初の引き分けを演じていた川崎は、今節の浦和戦も立ち上がりから相手のポゼッションに苦戦。「相手のサッカーに対して自分たちが動かされているシーンがたくさんあった」と旗手が振り返るように、チームとして噛み合わない時間が続いた。
それでも前半42分にFW小林悠が先制点を奪取。後半に入り「攻撃でも守備でも仕掛けていこう」と前に出ると、2-0となった後半6分、MFジョアン・シミッチのスルーパスに抜け出したのは旗手だった。斜めに走りながらペナルティエリアに進入すると、GKの意表を突くトーキック。ボールはGK西川周作の股下を抜け、ゴールネットを揺らした。
「相手のSBとCBの間を突けるという情報は入っていた。日頃から相手の裏を取る動きをやっていたし、ボールを持っている選手はそうすることで見つけやすい。タイミングよく前に入っていくことを意識していたし、シュートはCBの選手がきていたので、トーキックで股の間を抜く速いシュートをしようと判断しました」
チームは旗手のゴールなどで5-0の大勝。6勝1分でインタナショナルマッチデーに入ることになった。
7試合連続で左サイドバックとしてプレーした旗手は「苦しさもあるが、やり切った感もある」と一言。明日からはU-24日本代表の活動に参加することになるが、「いままでこのチームでやってきたことを表現していくだけ。自分がやれるプレーを100%出していきたい」と思いを明かしていた。
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