27日のカタールW杯アジア最終予選、日本がホームの埼玉スタジアム2002で中国に2-0の完勝を収めた。今予選5勝目(2敗)を挙げたその一戦を振り返るDAZNの特別番組『THE REVIEW』で、中村憲剛氏が現役時代に川崎フロンターレで共にプレーした守田英正をMOMに選出した。
往年の名手は縁の下の力持ちとして支えた26歳のMFをこう称えている。
「序盤、インサイドハーフで出ていて、非常に広範囲でボールタッチしていましたし、パスのその“循環役”にもなっていました。守備でも切り替えからの攻撃の一手というところで非常に目立っていた。パスの成功率が低い(71%)のがちょっと気になるんですけど、それだけいろんなところをカバーしていたのかなと。前半の南野のシュートを引き出した、そういうアイデアも含めて彼にしました」
守田は2021年1月にポルトガルのサンタクララに移籍。それから丸1年が過ぎ、どんな変化が見られるのか。中村氏が太鼓判を押す。
「日本にいたときから基本的に何でもできました。ビルドアップで怖がらずにボールを受ける、前を向く、斜めのパスを入れる。守備はもともと強くてタフですから。そのあたりが全体的にスケールアップしている。向こうでかなり強度の高いプレーをしているので、そのおかげなのか余裕を感じますね。相手をしっかり見て、プレーできているなと」
ただ、中村氏は課題に関してもズバッと指摘する。要求したのはパス成功率のアップだ。
「もっともっと求めているのは、71(%)を85(%)くらいにしてもらいたい。そうなれば最後の質が上がってくるのかなと、チームとして」
次節サウジアラビア戦での先発も有力視される守田は、グループ首位との大一番で先達をふたたび唸らせることができるか。パスがひとつの見どころになる。
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