イングランドのトーベイで生まれたオリー・ワトキンスは、2014年にエクセター・シティのトップチームに昇格してプロキャリアをスタートさせる。2015-16シーズン後半から頭角を現すと、翌シーズンにリーグ2(英4部相当)45試合で13ゴール10アシストの大活躍を見せ、2017年夏にチャンピオンシップ(英2部)のブレントフォードへと引き抜かれた。
ブレントフォードでも加入初年度、翌年度と連続で40試合以上出場&二桁ゴールをマーク。そして、迎えた2019-20シーズンに大ブレイク。2部を舞台に46試合で25ゴールを奪い、得点ランク2位となった。この活躍から多くのビッグクラブの注目を集めると、2020年夏にプレミアリーグのアストン・ヴィラへと完全移籍を果たした。
クラブ史上最高額の2800万ポンドと大きな期待を受けて加入したワトキンス。24歳でのトップリーグ初挑戦とやや遅咲きのストライカーだが、いきなり期待応える好パフォーマンスを披露する。2020-21シーズンの第4節では前年度王者リヴァプール相手に前半だけでハットトリックの大暴れで、7-2の歴史的大勝の立役者となった。イングランド代表としては世代別でも1度も招集された経験はないが、ギャレス・サウスゲイト監督も注目するストライカーである。
プレースタイル
スピードとスペース認知、抜群のシュートセンスでゴールを量産する典型的なストライカー。試合への関与は多くないものの、スペースがない場所でも一瞬の駆け引きでフリーとなり、1タッチや2タッチでゴール奪うのが得意なパターンだ。また身長は高くはないが、質の高い動き出しでヘディングシュートもお手の物である。
プロフィール・経歴
オリー・ワトキンス/Ollie Watkins
1995年12月30日生まれ 180cm 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2013-14 | エクセター・シティ | 1試合・0得点 |
2014-15 | エクセター・シティ | 2試合・0得点 |
2015-16 | エクセター・シティ | 20試合・8得点 |
2016-17 | エクセター・シティ | 45試合・13得点 |
2017-18 | ブレントフォード | 45試合・10得点 |
2018-19 | ブレントフォード | 41試合・10得点 |
2019-20 | ブレントフォード | 46試合・25得点 |
2020-21 | アストン・ヴィラ | 3試合・3得点 |
※成績は国内リーグ(2020年10月5日現在)
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