ドルトムントのレジェンドであるユルゲン・コーラー氏が、古巣のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの移籍騒動に言及した。
ハーランドは先日、母国ノルウェーのTV『Viaplay』で「僕はサッカーをしたいだけなのに、クラブが将来についての決断を迫ってくる」と吐露。この発言が波紋を呼び、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが「われわれはアーリングに圧力をかけているわけではない。話し合いの予定もない。だから発言が理解できない」(Funke Mediengruppe)と火消しに走る事態になっている。
ハーランドのコメントについて、コーラー氏は『kicker』でこう見解を述べている。
「あの発言とハンス=ヨアヒム・ヴァツケの反応を受け、私はノルウェー人が夏に去ると見なしているんだ。選手というのはすでに決断が下されている時に、ああいうことをを言うものだ」
コーラー氏はさらに、ハーランドが「失うものがたくさんある」と指摘。それはファンからの信頼で、「BVB(ドルトムント)のファンは繊細で、感情的だ。ファンを遠ざけようものなら、どれだけ多くのゴールを奪っても難しいだろう」と若きストライカーの今後を案じている。
また、ハーランドには「イングランドよりスペインの方が向いている」と考えているようだ。
「彼はスペースと自由を必要とするタイプだが、そうしたものはタフで速いプレミアリーグでは滅多に得られない。ただ、スペインのトップクラブであるレアルやバルサが、ハーランドを競り落とせるだろうか」
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