サウサンプトンOBのケヴィン・フィリップス氏が、リヴァプールから期限付き移籍で加わっている日本代表MF南野拓実について語った。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。
ザルツブルク所属時代、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のリヴァプール戦で大きなインパクトを残し、2020年1月に同クラブに完全移籍した南野。しかし、なかなか安定したプレー機会を得ることはできず、2021年冬からサウサンプトンに期限付き移籍した。
サウサンプトンでは、直近では出場時間が減少しているものの、加入直後に得点を記録するなど一定のパフォーマンスを披露。とはいえ、買取オプションは付帯していないことが伝えられており、今夏にリヴァプールに帰還して以降の将来は不透明となっている。
フィリップス氏はまずリヴァプールにおける南野について、ありふれた新天地への適応の難しさを口にした。
「新しい場所で結果を残せないことにはそれなりの理由があるはずだ。もしかしたら彼ら(リヴァプール)が契約したと考えた選手とはかなり異なっていたのかもしれない。そのようなことは何年にもわたってよく目にしている。彼はあのプレースタイルに適していないのかもしれないし、彼のクオリティは彼らが予期していたものではなかったのかもしれない。とても残念なことだ」
リヴァプールの要求に応えるのは難しいとの考えをうかがわせたフィリップス氏。それでも、プレミアリーグに南野を必要とするクラブが多くあるとの見解を示した。
「それでも、仮に彼がリヴァプールで上手くいかなかったとしても、彼の存在を嗅ぎ付け、彼を獲得し、彼からベストを引き出すことのできるたくさんのクラブがプレミアリーグにあると私は確信している」
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