リヴァプールが苦しんでいる。現地7日のフラム戦で0-1の惜敗を喫し、クラブ史上初のホーム6連敗。消化試合が1つ少ない4位チェルシーに、勝ち点4差の8位に沈み込んでいる。
王者の面影をなくし、ユルゲン・クロップ監督へのプレッシャーは強まるばかり。指揮官交代の噂もなくはなく、後任候補にはスティーヴン・ジェラードの名前が挙がっている。
いわずと知れたリヴァプールのレジェンドは先日、レンジャーズでスコットランドリーグ制覇を達成。宿敵セルティックの10連覇を阻み、名門にとって10シーズンぶり55回目となるリーグタイトルをもたらした。
そのジェラードと現役時代に共にプレーした元オランダ代表FW、ディルク・カイト氏が母国のスポーツ局『Ziggo Sport』で旧友の古巣復帰案に賛同した。
「すごくいいね。彼は生涯リヴァプールでプレーしたクラブの申し子だ。監督としても現役時代同様に成功することを願っているよ。私は彼と仲が良いし、今でもたまに連絡を取り合っているんだ」
また、アシスタントコーチ就任を打診された際に、ジェラードをサポートする準備もできているという。
「喜んで受けるだろうね。私は自分のことを監督だと思っているけど、例外はいつだってある。それ(リヴァプールのアシスタントコーチ就任)が一つなのは確かさ」
2006年夏からリヴァプールで6シーズンを過ごし、17年の現役引退後はフェイエノールトU-19監督などを務めたカイト氏。献身的なプレーや数々の貴重なゴールでファンに愛された男が、アンフィールドに帰還する日は訪れるだろうか。
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