マンチェスター・ユナイテッドOBギャリー・ネヴィル氏が、古巣の状況について語った。
今夏大型補強に動いたマンチェスター・U。優勝への期待も高まっていたが、直近6試合でわずか1勝のみ（1分け4敗）。リヴァプール（0-5）、マンチェスター・シティ（0-2）と宿敵に本拠地オールド・トラッフォードで完敗を喫するなど、厳しい状況に追い込まれている。
オーレ・グンナー・スールシャール監督の去就も騒がれる中、『スカイスポーツ』で解説を務めるネヴィル氏が古巣の状況に言及。指揮官交代の可能性についても語っている。
「オーレは巨大なプレッシャーに晒されているが、まず彼に必要なのは勇気のあるチームなんだ」
「昨シーズンの終わりまで、リーグ戦で2位につけていたこともあり、オールド・トラッフォードには進歩があると感じていた。誰もが夏の補強はうまくいったとも感じていただろう」
「だから、クラブ上層部はこのような事態を想定していなかったんだ。アントニオ・コンテがフリーだったから、2週間前に動くべきだったと考えるファンがいるのは知っている。だが上層部にコンテを起用する考えはなかったし、オーレの下での計画がある。だからこの状況に対する準備をしていないんだ」
「私は今シーズン中、（監督に関する）決断を下すとは思えない。本当に悪い状況に陥るまではね。だが、非常に悪い状況まで来ているとは思う。リーグ首位とは9ポイント差だが、誰も予想していなかった。シーズンのこの時期に、ユナイテッドがここまで沈むとはね」
その上で「（スールシャールには）解決するための数週間が残されていると思う」と予想している。
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