2日に開催されたキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦で、見事な戦いを見せて4-1の勝利を収めた日本。そこから中3日、今度は舞台を国立競技場に移し、FIFAランキング1位のブラジルと対戦した。
この一戦に向け、森保一監督はカタールW杯アジア最終予選で主軸となっていたメンバーを中心に起用。GKには権田修一が入り、最終ラインには右サイドバックにDF長友佑都、CBには吉田麻也らが並んだ。中盤はコンディションが間に合わずベンチ外となったMF守田英正に代わり、パラグアイ戦で結果を残したMF原口元気を入れ、最前線にはFW古橋亨梧を置いた。
試合は立ち上がりからブラジルペースで進む。2分にはFWネイマールのヒールパスからMFルーカス・パケタがシュート。これは左のゴールポストに阻まれたが、これで一気に主導権を掴んでいく。
日本のチャンスは23分。左サイドのCKに遠藤航が競り勝ってヘディングシュートを放ったがわずか左に外れた。
その後もブラジルが攻勢をかける時間が続くが、日本はなんとかゴール前で体を張ってブロック。ネイマールの強烈なシュートは権田が好セーブを見せるなど、前半は相手の猛攻を耐え抜き、スコアレスで後半へと折り返した。
後半は互いに選手交代を駆使しながらゴールに近づいていく。日本も58分には右サイドを攻略。長友のクロスのこぼれ球を田中碧が狙ったが、これは相手DFに防がれた。
試合が動いたのは77分。バイタルエリア付近で細かいパスをつなぎながらネイマールがシュートを放つ。これは権田が抑えたが、ルーズボールを狙いに行ったFWリシャルリソンが倒されてPK。これをネイマールが落ち着いて沈め、ブラジルが先制した。
終盤は相手の足が止まったところを日本が攻め込む時間もあったが、最後までゴールは奪えず。このまま試合は終了し、ブラジルが日本を1-0で撃破した。
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