ラ・リーガ第32節が現地時間6月26日~29日にかけて行われた。
第32節の総評
ラ・リーガ第32節においては、バライードスで行われたセルタvsバルセロナの結果が優勝・残留争いに大きな影響を及ぼしている。
試合のなかでは、FKの場面でリオネル・メッシが意表をついてルイス・スアレスに合わせるボールを蹴り込んでバルセロナが先制したが、後半開始早々にヒョードル・スモロフがネットを揺らして同点。その後、スアレスが勝ち越し弾を奪ったものの、セルタのエースFWイアゴ・アスパスが直接FKから壁の横から鋭くカーブする低い弾道のシュートを決め切り、2-2の引き分けに終わった。
また、他会場では2019ー20シーズンベストプレーの1つのも挙がるカリム・ベンゼマの“ヒールアシスト”からカゼミーロに得点が生まれ、レアル・マドリードがエスパニョールに勝利。第31節終了時点で同勝ち点だったバルセロナとの勝ち点差を「2」に広げ、優勝戦線で半歩抜け出している。
一方、17位セルタと残留争いを繰り広げている18位マジョルカは、日本代表MF久保建英がPK獲得に絡んだがアスレティック・ビルバオに1-3で敗北した。セルタが下馬評を覆してバルセロナから勝ち点1をもぎ取ったため、マジョルカとの勝ち点差は「8」に。第31節時点で直接対決含めて2勝1分け以上で同勝ち点に並ぶことができる可能性があったマジョルカだったが、残り6試合で3勝以上が必要な厳しい状況に追い込まれている。
そのほか、アトレティコ・マドリードは終盤に被弾したものの安定した戦いぶりでアラベスから勝ち点3を奪取。エイバルに所属する日本代表MF乾貴士はグラナダ戦に先発出場して勝利に貢献している。
第32節の結果
セビージャ 1-1 バジャドリード
【得点者】セ:オカンポス(83分/PK) バ:K・オリーバス(25分)
アスレティック・ビルバオ 3-1 マジョルカ
【得点者】ア:R・ガルシア(16分/PK)、サンセ(24分)、ビジャリブレ(90+1分) ビ:ブディミル(70分)
セルタ 2-2 バルセロナ
【得点者】セ:スモロフ(50分)、アスパス(88分) バ:L・スアレス(20分、67分)
オサスナ 2-1 レガネス
【得点者】オ:E・ガジェゴ(9分、90+7分) レ:アビレス(50分)
アトレティコ・マドリード 2-1 アラベス
【得点者】アト:サウール(59分)、ジエゴ・コスタ(73分/PK) アラ:ホセル(90+3分/PK)
レバンテ 4-2 ベティス
【得点者】レ:マヨラル(21分)、バルディ(35分)、モラーレス(50分)、ロチーナ(59分) ベ:カナーレス(70分)、フアンミ(87分)
ビジャレアル 2-0 バレンシア
【得点者】P・アルカセル(14分)、G・モレーノ(44分)
グラナダ 1-2 エイバル
【得点者】グ:ソルダード(48分) エ:デ・ブラシス(16分)、K・ガルシア(69分)
エスパニョール 0-1 レアル・マドリード
【得点者】カゼミーロ(45+1分)
ヘタフェ 2-1 レアル・ソシエダ
【得点者】ヘ:マタ(20分/PK、83分) ソ:ヤヌザイ(56分)
第33節の日程・対戦カード
最大の注目はバルセロナ対アトレティコ・マドリード。前回は試合終盤に生まれたメッシのゴールでバルサが溜飲を下げている。一方、19年12月のセルタ戦で存在感を示せなかったマジョルカの久保は、今回のリターンマッチでチームの残留につながる勝点をもたらせるか。
開催日 | キックオフ (日本時間) | 試合 |
---|---|---|
6/30(火) | 19:30 (翌2:30) | レガネスvsセビージャ |
6/30(火) | 19:30 (翌2:30) | マジョルカvsセルタ |
6/30(火) | 22:00 (翌5:00) | バルセロナvsアトレティコ・マドリード |
7/1(水) | 19:30 (翌2:30) | アラベスvsグラナダ |
7/1(水) | 19:30 (翌2:30) | バレンシアvsアスレティック・ビルバオ |
7/1(水) | 22:00 (翌5:00) | ベティスvsvsビジャレアル |
7/1(水) | 22:00 (翌5:00) | バジャドリードvsレバンテ |
7/2(木) | 19:30 (翌2:30) | エイバルvsオサスナ |
7/2(木) | 19:30 (翌2:30) | レアル・ソシエダvsエスパニョール |
7/2(木) | 22:00 (翌5:00) | レアル・マドリードvsヘタフェ |
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