6試合を終えて14ポイントを獲得し、首位に立つイタリアは13日、第9節において、同ポイントで2位につけるスイスとの首位通過を懸けた直接対決に臨んだが、1-1と引き分けた。イタリアは試合終了間際の90分、PKを獲得して勝ち越しの絶好のチャンスを得るも、PK職人ジョルジーニョのシュートは、スイスの守護神ヤン・ゾマーが守るゴールの枠をとらえることができず、W杯出場権の行方は最終節へ持ち越された。マンチーニは試合終了後、悔しさをにじませた。
「前半は失点が影響し、苦しめられた。だが後半は良いプレーでリスクを冒すことなく試合を支配できた。ゴールだけが足りなかった。がっかりしているが、これからエネルギーを回復することを考えなければならない」
最終節において、スイスはホームでブルガリアと対戦するが、イタリアはベルファストへ移動し、北アイルランドとの一戦へ敵地で臨む。
「最終節へ持ち越しとなったが、イタリアがW杯へ出場することを確信している。状況はやや複雑ではあるが、(両チームが同ポイントで並んだ場合)得失点差で優位に立っており、2-0からキックオフを迎えるようなものだ。それに北アイルランド戦において、今夜、決められなかった分までゴールを挙げることができれば良いだろう」
続いてマンチーニは、前回のスイスとの対戦においてもPKを失敗していたジョルジーニョに言及。チェルシーMFに理解を示しつつ、キッカーの交代を示唆した。
「スイス戦ではアウェーとホームでそれぞれPKを失敗した。起こり得ることではあるが、もし両方の試合で成功していれば、4ポイント多く獲得し、すでに決着がついていたはずだ。ジョルジーニョはキッカーの1人。今日のような試合の90分という時間帯において、決して簡単なことではないが、彼は蹴る覚悟を決めていたので蹴った。そのこと自体は良い」
「だが現時点で彼は何らかの困難に直面している。おそらくキッカーを交代することになるだろう。彼は残念がっているが、“PKを蹴る者は失敗する可能性がある”。これがカルチョというものだ」
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