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ワールドカップ欧州予選

北マケドニアとの運命のPOへ臨むイタリア、マンチーニ「辛抱強く冷静なプレーを」 |FIFAワールドカップ欧州予選

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北マケドニアとの運命のPOへ臨むイタリア、マンチーニ「辛抱強く冷静なプレーを」 |FIFAワールドカップ欧州予選(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニが、25日(日本時間)に行われる2022年FIFAワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ、パスCのイタリア対北マケドニア戦の前日会見に出席して意気込みなどを語った。

昨年に行われたW杯欧州予選グループCでスイスに競り負け、2位でプレーオフへと回ったEURO2020覇者のイタリア。25日(日本時間)、2大会ぶりのW杯出場を懸けて、パスC準決勝の北マケドニア戦へパレルモのスタディオ・レンツォ・バルベーラで挑む。記者会見に出席したマンチーニは、ポルトガル対トルコの勝者が待つ決勝進出へ意気込みを見せた。

「準備時間はあまりなかったが、昨日は少しテストができた。EURO2020の時からお互いをよく知っているメンバーが多く、ピッチで何をするべきかを心得ているはずだ。北マケドニアはドイツに2-1と敵地で勝利を収めており、重要な技術的クオリティを持っているチームだ」

「冷静に自分たちの試合をしなければならない。おそらく多くのスペースを与えてくれないことが予想されるので、辛抱強くプレーする必要がある。不安に駆られてプレーすれば、難しくなるだろう」

「POにおいては、みんなが同じ場所からスタートし、有利なチームなどない。90分間であらゆることが起きる可能性があるだろう。結果が決まりきったように見えている時でも、すべての試合でしっかりプレーする必要がある」

4年前の悪夢を乗り越えたメンバー

イタリアはジャン・ピエロ・ヴェントゥーラ指揮下の4年前、W杯欧州予選POでスウェーデンに敗れ、60年ぶりに大会出場を逃して涙をのんだ。その時、どん底を味わったメンバーのうち9人が北マケドニア戦へ臨む。

「それが有利に働くか、不利になるかは分からない。だが勝利を収めて最高の時もあれば、失望の時もあるだろう。メンバーの何人かはすでに経験していることだが、誰も同じ経験はしたくないはずだ。自分たちがすべきことに集中するだけで良い。このチームはカルチョができることを証明してきた。他のことを一切考えず、ピッチのことだけに集中しなければならない」

そんなアッズーリにとって、縁起の良いスタディオ・レンツォ・バルベーラを埋め尽くす満員の観客は、大きな力となるかもしれない。

「パレルモの街は常にイタリア代表を支えてくれた。今回も、スタジアム満員のファンがそばで応援してくれるはずであり、ポジティブな要素だ。3年前にパレルモでプレーした時も、観客がチームを後押ししてくれた。最後にみんなが幸せになり、満足できるよう願っている」

注目のPKキッカーは?

欧州予選グループCでは、PKキッカーのMFジョルジーニョがスイスとの2度の対戦において、試合の行方を左右するPKに失敗して引き分け、POへと回るきっかけの1つとなった。

「PKがあれば、キッカーはジョルジーニョが務めるか? 彼はスイス戦で失敗した後、7回連続で成功させており、正確なキックを取り戻している。それにチームには、多くのPKキッカーがいる。仮にPKがあったとしても、問題は当然ない。我々はゴールを挙げて勝利を収めなければならない」

「チームは常に自分たちのプレーをしようと頑張って来た。EUROやW杯の本大会ではある程度の準備期間があるが、シーズン中に試合をするとなると難しくなる。EURO2020後の8カ月間でチーム自体が大きく変わったわけではない」

放送・配信予定

  • イタリア vs 北マケドニア : プレーオフ準決勝 (パスC)
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2022年3月25日(金)日本時間4:45
  • 解説:細江克弥 実況:北川義隆
  • 会場:スタディオ・レンツォ・バルベーラ

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