ユナイテッドは宿敵シティとのマンチェスター・ダービーをどう戦うべきか ｜ PREMIER LEAGUE FREAKS

今週末のプレミアリーグ第11節でもっとも注目を集めるのはマンチェスター・ダービーだろう。現地6日、5位（勝点17）ユナイテッドが本拠オールド・トラッフォードで、3位（勝点20）シティを迎え撃つ。

前節は明暗が分かれた。ユナイテッドがトッテナムとのアウェーゲームで3－0の完勝を収めた一方で、シティはホームでクリスタルパレスによもやの敗戦。両チームの勝点差は3に縮まった。

それでもシティ優位との見方が強いが、ユナイテッドはどう戦うべきか。DAZNで毎週水曜に配信中のプレミアリーグ専門番組『PREMIER LEAGUE FREAKS』に出演したベン・メイブリー氏はこう力説する。

「（自分が監督だったら）とにかくカウンター志向にすると思います。3バックでシティの3トップと勝負するのは危険という考え方もあります。とはいえ、ユナイテッドは3－5－2でシティと対戦したこともあります。戦い方としてはシティに（ボールを）持たせる。守備を固める。最終ラインとフォワードの距離間をとにかくコンパクトにする」

前節のトッテナム戦ではそうした守備が機能。4バックで5失点した9節リヴァプール戦とは異なり、3バックにシステム変更した効果も表れていた。メイブリー氏が続ける。

「もし、やりやすいのであれば、スパーズ戦と同じようなシステムでもいいと思います。ただ、もうちょっとスピーディーな選手を1枚前線に入れたいかもしれません。ラッシュフォードとかリンガードとか。リンガードの先発はありかと思います。彼を右ウイングバックで使う手も面白い」

コンパクトな守備とスピードを活かしたカウンター。ホームで2戦連続の大敗だけは避けたいオーレ・グンナー・スールシャール監督が、メイブリー氏と同様の現実的なプランを携えて大一番に臨む可能性は小さくないだろう。