レアンドロ・パレデスはアルゼンチン出身で、名門ボカ・ジュニアーズの下部組織で育った。
2010年にトップチームへ昇格すると、4シーズンに渡ってプレー。主力として定着する前に、2014年にセリエA挑戦を決めた。キエーヴォ、ローマ、エンポリで経験を積み、選手としての幅を広げた。2017年夏にはロシアのゼニトへと完全移籍。2シーズンで公式戦61試合に出場し、10ゴール15アシストを記録した。
そして、2019年1月に再び欧州トップリーグへ。パリ・サンジェルマンと2023年までの契約を締結し、ビッグクラブに挑戦することに。1年目からリーグ戦16試合に出場すると、2年目の2019-20シーズンも一定の出場機会を獲得。主力選手であるマルコ・ヴェッラッティの負傷離脱もあり、終盤にはチャンピオンズリーグでも重要な役割を担い、決勝進出に貢献していた。
アルゼンチン代表としては2017年6月にデビュー。2018年のロシア・ワールドカップメンバー入りは逃したものの、翌年のコパ・アメリカでは全6試合にフル出場した。コパ・アメリカではベストイレブンにも選出されている。
プレースタイル
パレデスはクラブ、代表で守備的MFをこなすプレーメーカータイプ。一列前でより攻撃的な役割を担うこともできる。
派手さはないものの、長短のパスを使い分け、前線へボールを供給する能力は非常に高い。アルゼンチン代表やパリ・サンジェルマンといった前線に強力なアタッカー陣を抱えるチームにおいて、重要な役割を任されている。柔らかいタッチでするすると前へ抜けていく動きも備えており、チームの屋台骨とも言える選手だ。
アンドレア・ピルロ、シャビ・アロンソといった名手に例えられることもあり、ピッチ後方からのフィードには一見の価値がある。一方で、守備面ではときに軽さも目立ち、改善の余地が残されている。
動画:プレー集
プロフィール・経歴
レアンドロ・ダニエル・パレデス/Leandro Daniel Parede
1994年6月29日生まれ 180cm・75kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2010-11 | ボカ・ジュニアーズ | 1試合・0得点 |
2011-12 | ボカ・ジュニアーズ | 3試合・0得点 |
2012-13 | ボカ・ジュニアーズ | 20試合・4得点 |
2013-14 | ボカ・ジュニアーズ | 4試合・1得点 |
2013-14 | キエーヴォ | 1試合・0得点 |
2014-15 | ローマ | 10試合・1得点 |
2015-16 | エンポリ | 33試合・2得点 |
2016-17 | ローマ | 27試合・3得点 |
2017-18 | ゼニト | 28試合・4得点 |
2018-19 | ゼニト | 15試合・3得点 |
2018-19 | PSG | 16試合・0得点 |
2019-20 | PSG | 17試合・0得点 |
2020-21 | PSG | 16試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年2月26日現在)
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